PCメガネで手元が見えにくい！度数、レンズ、PD、フレーム…どこが原因？

新しく購入したPCメガネで、手元が見えにくいとのこと、お困りのことと思います。 -7.00という強い近視で、さらにPCレンズという特殊なレンズ、そしてPD値やレンズと目の距離といった細かい要素も絡んでいるので、原因究明は少し複雑ですね。でもご安心ください！一つずつ丁寧に見ていきましょう。 私たち「コンタクトレンズなび」は、多くのメガネ・コンタクトに関する情報を取り扱ってきましたので、きっと解決の糸口が見つかるはずです。

可能性1：近点距離とレンズ設計のミスマッチ

まず考えられるのは、近点距離とレンズ設計のミスマッチです。PCレンズは、一般的に近距離作業に最適化されていますが、その最適化の度合いはレンズの種類や設計によって異なります。 あなたの場合は、-7.00という強い近視のため、近点距離（ピントが合う最も近い距離）がもともと短くなっています。そこにPCレンズが加わることで、近点距離がさらに短くなりすぎて、手元が小さく見えるという現象が起こっている可能性があります。

以前のメガネとコンタクトレンズでの見え方がほぼ同じだったということは、新しいPCメガネのレンズ設計が、あなたの近点距離に合っていない可能性が高いことを示唆しています。 PCレンズは、近距離作業に特化している反面、遠くが見えにくくなる場合もあります。 今回のケースでは、遠くは問題なく見えることから、レンズの設計が近距離に特化しすぎている可能性が考えられます。

可能性2：PD値とレンズ位置のずれ

次に、PD値（瞳孔間距離）とレンズ位置のずれも考えられます。 ジンズで以前購入したメガネではPD値を入力していなかったとのことですが、今回のメガネでは正確に計測されたPD値（右30.0、左29.5）を使用しています。 この違いが、見え方の差異に影響している可能性があります。 特に、PD値がわずかにずれるだけでも、強い近視の場合は見え方に大きな影響を与えることがあります。

さらに、レンズと目の距離が3mmほどあることも影響しているかもしれません。レンズと目の距離が変わることで、焦点距離が変化し、見え方に影響を与える可能性があります。

可能性3：レンズの種類と品質

以前のメガネのレンズが「質が良い」とありますが、具体的な情報がないため断定はできません。しかし、屈折率1.70の非球面レンズ（東海光学製）と、今回の1.74薄型非球面レンズを単純に比較して「質が良い」と判断するのは早計です。レンズの品質は、屈折率や非球面設計だけでなく、コーティングの種類や製造精度など、多くの要素が関わってきます。

具体的なアドバイス

1. 眼科医を受診する：まずは眼科医に相談することを強くお勧めします。正確な視力検査を受け、現在の視力状態と、PCレンズの設計があなたの目に合っているかを確認してもらいましょう。 眼科医は、あなたの近点距離や、最適なレンズ設計について専門的なアドバイスをしてくれます。

2. レンズの設計を見直す：眼科医の診断を参考に、レンズの設計を見直す必要があるかもしれません。 例えば、近点距離に合わせた設計のPCレンズを選ぶ、あるいは、近距離と遠距離の両方で見えやすい設計のレンズを選ぶなどです。

3. フレームの調整：レンズと目の距離が3mmあるとのことですが、フレームの調整でこの距離を調整できる可能性があります。 購入した眼鏡店に相談し、調整してもらうことを検討してみましょう。

4. 通販サイトの活用：「コンタクトレンズなび」のような通販比較サイトでは、レンズの種類や価格、レビューなどを比較できます。 新しいメガネを購入する際には、これらの情報を参考に、自分に合ったレンズを選ぶようにしましょう。 ただし、最終的には眼科医のアドバイスを優先してください。

他のユーザーの工夫

以前、当サイトの掲示板で、同様の悩みを抱えるユーザーが、「PCメガネと通常のメガネを用途に合わせて使い分ける」という工夫を紹介していました。 近距離作業はPCメガネ、遠距離は通常のメガネを使うことで、見え方のストレスを軽減できたそうです。

通販サイトをうまく活用するコツ

通販サイトを利用する際は、レンズの種類やスペックだけでなく、レビューを参考にすると良いでしょう。 多くのユーザーの意見を見ることで、レンズの使い心地や見え方についてより詳細な情報を得ることができます。 また、返品・交換の制度がしっかりしているサイトを選ぶことも重要です。