BC7.9なのにBC8.6のコンタクトレンズ…大丈夫？サイズ違いの危険性と選び方

コンタクトレンズ選びで重要なのは、BC（ベースカーブ）とDIA（レンズ直径）の2つの数値。特にBCは、レンズのカーブの度合いを表すもので、自分の眼球のカーブに合っていないと、様々なトラブルにつながる可能性があります。今回は、BC7.9mmの処方なのにBC8.6mmのレンズを使用した場合のリスクと、安全にコンタクトレンズを選ぶためのポイントを詳しく解説します。

BC値が合わないとどうなるの？

結論から言うと、BC7.9mmの処方に対してBC8.6mmのコンタクトレンズを使用するのは、おすすめできません。　0.7mmもの差は、かなり大きなずれです。

具体的にどのような問題が起こる可能性があるかというと…

* **ズレやずれ落ち**: 眼球のカーブに合っていないレンズは、うまくフィットせず、ずれたり、ずれ落ちたりしやすいです。視界が不安定になり、非常に危険です。運転中や作業中にずれると事故につながる可能性も否定できません。
* **異物感や痛み**: レンズが眼球にうまくフィットしないため、異物感が強く感じられたり、痛みや充血を引き起こす可能性があります。長時間の装着は特に辛く、眼の健康を著しく損なう可能性も。
* **酸素不足**: レンズが眼球に密着しすぎたり、逆に浮いてしまうことで、角膜への酸素供給が妨げられ、角膜酸素欠乏症などのリスクが高まります。
* **視力低下**: レンズが適切に位置せず、視界がぼやけたり、視力低下につながる可能性も。

これは、単なる「少し違うだけ」というレベルではありません。眼の健康に深刻な影響を与える可能性があるため、絶対に避けるべきです。

BC値が合わない場合の対処法

では、BC7.9mmの処方が出ているのに、希望のレンズがBC8.6mmしかない…なんて場合、どうすればいいのでしょうか？

まず、絶対に自己判断でBC8.6mmのレンズを使用しないようにしてください。眼科医の指示に従うことが最優先です。

もし、どうしてもBC8.6mmのレンズを使いたい特別な理由がある場合は、眼科医に相談し、再度検査を受けて適切なBC値のレンズを処方してもらう必要があります。

中には、「以前使っていたレンズとBCが少し違うけど、大丈夫かな？」と不安に思う方もいるかもしれません。そんな時は、必ず眼科医に相談しましょう。コンタクトレンズは、眼の健康に直結するデリケートなものです。少しでも不安を感じたら、専門家の意見を聞くことが大切です。

通販サイトを利用する際のポイント

当サイト「コンタクトレンズなび」では、多くのコンタクトレンズを比較できますが、通販サイトを利用する際は、必ず処方箋に基づいてレンズを選んでください。　BCやDIAだけでなく、度数、レンズの種類なども正確に確認しましょう。

また、初めて通販を利用する方は、信頼できる大手サイトを選ぶことをおすすめします。口コミやレビューなどを参考に、安心して利用できるサイトを選びましょう。

あるユーザーさんは、以前、海外通販で安価なレンズを購入した際に、BCが合わず、眼に強い痛みを感じた経験を話してくれました。安さだけで選ぶのではなく、自分の目の健康を第一に考えて、レンズ選びをすることが大切です。

通販サイトをうまく活用するコツ

通販サイトでは、価格比較やレンズの種類の豊富さが魅力です。しかし、安さだけで選ぶのではなく、自分の目の状態に合ったレンズを選ぶことを最優先してください。

また、複数のサイトを比較検討し、価格やサービス内容を確認することで、よりお得で安心できる買い物ができます。当サイト「コンタクトレンズなび」も、ぜひ比較検討にお役立てください。

安心して選べるポイント

* 自分の処方箋と照らし合わせる
* 信頼できるサイトを選ぶ
* レビューや口コミを確認する
* 疑問点はすぐに問い合わせる

コンタクトレンズは、眼の健康に直結するものです。少しでも不安な点があれば、眼科医や販売店に相談することをお勧めします。安易な選択は、取り返しのつかない事態を招く可能性があることを、くれぐれも忘れないでください。