コンタクトレンズ選びで迷うポイントのひとつに「ベースカーブ」がありますよね。 特に、長年同じレンズを使ってきた方が新しいレンズに挑戦する際、このベースカーブの違いに戸惑うことはよくあることです。 今回は、メダリストプラス（BC9.0）からメニコンプレミオ（BC8.6）への変更を検討されている方の疑問にお答えします。 ご安心ください、よくあることなので、一緒に考えていきましょう！

## ベースカーブとは？眼球のカーブとの相性

ベースカーブ（BC）とは、コンタクトレンズの裏面のカーブの強さを表す数値です。 ミリメートル（mm）で表示され、数値が小さいほどカーブが緩やかで、数値が大きいほどカーブが急になります。 そして、このベースカーブが、あなたの眼球のカーブ（角膜曲率）とどれだけ合っているかが、快適なコンタクトレンズ生活を送る上で非常に重要になります。

想像してみてください。 ぴったりサイズの帽子をかぶると気持ちいいですよね？ ベースカーブが合っていないと、まるでサイズが合わない帽子をかぶっているような状態になるのです。

## ベースカーブが合わないとどうなるの？

ベースカーブが合わないと、次のような症状が現れる可能性があります。

* **異物感:** これが一番分かりやすい症状です。 レンズが眼球にぴったりフィットせず、常に何かが引っかかっているような、違和感を感じます。
* **ズレやすい:** レンズが眼球にしっかり吸着しないため、まばたきをするたびにレンズがズレたり、回転したりします。視界がぶれる原因にもなります。
* **乾燥しやすい:** レンズと眼球の間に隙間ができ、涙液の供給が不足しやすくなります。 結果、目が乾きやすく、ゴロゴロとした不快感を感じます。
* **酸素不足:** レンズが眼球に密着せず、酸素の供給が阻害される可能性があります。 特に長時間装用する場合は、注意が必要です。

あなたのケースでは、BC9.0からBC8.6への変更なので、多少の異物感やズレを感じる可能性はあります。 しかし、必ずしも全員が症状を感じるわけではありません。 眼科医がテストレンズで様子を見るように指示されたということは、あなたの眼球の状態を考慮した上で、問題ないと判断された可能性が高いです。

他のユーザーの工夫：

当サイトのユーザーレビューを見てみると、ベースカーブが少し合わないと感じたユーザーの中には、装用時間を短くしたり、点眼薬をこまめに使用したりすることで、不快感を軽減している方がいます。 また、レンズの素材やデザインによっても、装着感に違いが出ることがありますので、眼科医と相談しながら、自分に合ったレンズを見つけることが大切です。

## メニコンプレミオへの変更について

メニコンプレミオは、酸素透過率が高いことで知られています。 これは、目の健康を保つ上で非常に重要な要素です。 酸素不足は、角膜の酸素欠乏症（低酸素症）につながる可能性があり、深刻な眼障害を引き起こす可能性もゼロではありません。 メダリストプラスと比較して酸素透過率が高いということは、目の健康面ではメリットと言えるでしょう。

しかし、ベースカーブの違いによる装着感の悪化は、酸素透過率のメリットを相殺する可能性もあります。 眼科医の指示に従い、テストレンズで様子を見ることは非常に賢明な判断です。

## 明日から実践できる工夫

* **装用時間を短くする:** 最初は短時間から始め、徐々に装用時間を延ばしていくことで、目の負担を軽減できます。
* **こまめな点眼:** 乾燥を感じたら、すぐに人工涙液を点眼しましょう。 ヒアルロン酸配合の点眼薬がおすすめです。
* **清潔な状態を保つ:** レンズの洗浄・消毒をきちんと行い、細菌感染を防ぎましょう。
* **休息を十分にとる:** 目の疲れは、コンタクトレンズの装着感に影響します。 睡眠時間を確保し、目を休ませる時間を意識的に作りましょう。
* **眼科医との相談:** 何か気になる症状が出た場合は、すぐに眼科医に相談しましょう。

## 通販サイトをうまく活用するコツ

コンタクトレンズの通販サイトを利用する際には、以下の点に注意しましょう。

* **販売元の信頼性:** しっかりとした運営体制のサイトを選ぶことが重要です。
* **価格比較:** 複数のサイトで価格を比較し、お得なサイトを選びましょう。 当サイトでは、様々なブランドのコンタクトレンズを比較できますので、ぜひご利用ください。
* **レビューの確認:** 他のユーザーのレビューを確認することで、レンズの装着感や品質に関する情報を得ることができます。
* **処方箋の提出:** 必ず処方箋を提出して、適切なレンズを選びましょう。

ベースカーブは、コンタクトレンズの快適性と健康に大きく影響します。 眼科医の指示に従い、自分の目で確かめることが大切です。 焦らず、じっくりと自分に合ったレンズを見つけていきましょう。