コンタクトレンズのベースカーブ(BC)が0.2mm違うとどうなる？通販で失敗しないための注意点

コンタクトレンズの購入、お困りでしたね！ 眼科に行く時間がない中、ネット通販を利用しようとしたのに、BCが0.2mm違うもの…焦りますよね。ご安心ください。この疑問、実は多くのユーザーさんが抱える悩みのひとつなんです。 私も「コンタクトレンズなび」を運営する中で、たくさんの相談を受けてきました。

結論から言うと、ベースカーブ(BC)が0.2mm違うと、装着感に影響が出る可能性があります。 必ずしも「ダメ！」とは言えませんが、快適に過ごせるかどうかは微妙なラインです。

ベースカーブ(BC)とは？

そもそもBCって何？という方もいらっしゃるかもしれませんね。BCとは、コンタクトレンズのカーブ（曲率）を表す数値です。簡単に言うと、あなたの目のカーブにどれだけフィットするのかを示す重要な指標です。BCが合わないと、レンズが目にうまくフィットせず、以下のような不快な症状を引き起こす可能性があります。

* ズレやすい：レンズが頻繁にずれて視界がぼやけたり、違和感を感じたりします。
* 乾燥しやすい：レンズと目の間に隙間ができやすく、涙液が蒸発しやすくなります。ドライアイになりやすいです。
* ゴロゴロする：レンズの端が目に当たって、異物感や痛みを感じることがあります。
* 視力が出にくい：レンズが適切な位置に安定しないため、本来の視力が出ない場合があります。

0.2mmの違いは大きい？小さい？

0.2mmという数値、一見小さいように感じますが、コンタクトレンズの世界では、結構大きな差と捉えるべきです。 目のカーブは個人差が大きく、0.2mmの違いでも、装着感に大きな影響を与えることがあります。 例えば、私の友人はBCが0.1mm違うだけで、一日中ゴロゴロして頭痛がするという経験をしました。

通販でBCを間違えないために

今回のような事態を避けるために、通販サイトを利用する際は、以下の点に注意しましょう。

* 処方箋をよく確認する：眼科で発行された処方箋には、BCを含む重要な情報が記載されています。 ネット注文前に、必ず処方箋と照合しましょう。 特にBC、度数、直径(DIA)は絶対に間違えないように！ 何度も確認するのがおすすめです。
* 販売サイトの情報を丁寧に確認する：商品ページには、BCだけでなく、度数、DIA、素材など、様々な情報が記載されています。 これらをしっかり確認し、自分の処方箋と一致しているかを確認しましょう。 写真だけでは判断できないので、必ずテキスト情報も確認してくださいね。
* 複数サイトで比較検討する：「コンタクトレンズなび」のような比較サイトを活用して、複数の通販サイトの価格や取り扱い商品を比較検討しましょう。 同じ商品でも、サイトによって価格や在庫状況が異なる場合があります。
* 初めての場合は眼科医に相談：ネット通販は便利ですが、初めてコンタクトレンズを購入する際は、眼科医に相談することを強くお勧めします。 眼科医はあなたの目の状態を把握しているので、適切なレンズ選びをサポートしてくれます。

今回のケースへのアドバイス

今回のケースでは、残念ながら既に8.4mmのレンズを購入してしまっていますね。 すぐに眼科を受診して、目の状態を確認してもらうのが一番です。 もし、眼科に行く時間がない場合は、一度、そのレンズを装着してみて、違和感を感じるか確認してみましょう。 もし、強い違和感や痛みを感じたら、すぐに使用を中止し、眼科を受診してください。 無理して使用を続けると、眼に負担がかかり、深刻な問題につながる可能性があります。

通販サイトをうまく活用するコツ

通販サイトを賢く使うには、以下の３つのポイントを意識しましょう。

1. 複数のサイトを比較する：価格やサービス内容を比較することで、最適なサイトを見つけられます。
2. 口コミやレビューを確認する：他のユーザーの意見を参考に、商品やサービスの質を判断できます。
3. 初めては少量購入から始める：自分に合うか不安な場合は、少数のレンズから購入し、様子を見るのがおすすめです。

安心して選べるポイント

信頼できる通販サイトを選ぶためには、以下の点をチェックしましょう。

* きちんと認可を受けているか：薬事法に基づいた適切な手続きが行われているか確認しましょう。
* 個人情報の取り扱いが適切か：プライバシーポリシーを確認し、安心して個人情報を入力できるか確認しましょう。
* 返品・交換の対応がしっかりしているか：万が一、商品に問題があった場合の対応を確認しましょう。

今回の経験を活かして、次回からはより安全に、そして快適にコンタクトレンズを購入できるよう願っています！