コンタクトレンズのBC値の違いと、着色部分の映り込みについて

コンタクトレンズ選びで大切なのは、度数だけではありません！BC値（ベースカーブ）も、快適な装用感と視界のクリアさを左右する重要な要素です。今回は、BC値の違いによる視界への影響や、カラコンの着色部分の映り込みについて、詳しく解説していきますね。

BC値（ベースカーブ）とは？

BC値とは、コンタクトレンズの裏側のカーブの曲率を表す数値です。この数値が、あなたの目のカーブ（角膜曲率）と合っていないと、レンズがうまくフィットせず、様々な問題を引き起こす可能性があります。

例えば、BC値が小さすぎるとレンズが目に当たって圧迫感を感じたり、視界が歪んだりすることがあります。逆に、BC値が大きすぎるとレンズが目に吸い付かず、ズレやすくなったり、乾燥しやすくなったりします。

あなたの場合は、普段BC9.0のレンズを使用しており、BC8.6のカラコンを試したことで、着色部分が視界に映り込むという現象が起きています。これは、BC値の差（0.4）が、あなたの目に影響を与えている可能性が高いです。

BC値の差が大きいと何が起こる？

BC9.0とBC8.6の差は、確かに大きめです。0.2～0.4程度の差であれば、多くの場合問題なく使用できることが多いですが、0.4以上の差があると、レンズのフィット感が悪くなり、着色部分の映り込みや、異物感、乾燥感、視界の歪みなどを招く可能性があります。

特にカラコンは、着色部分があるため、レンズのフィット感が悪いと、その着色部分が視界に映り込みやすくなります。あなたの経験はそのことを如実に示していると言えるでしょう。

BC8.7のコンタクトは大丈夫？

BC8.7のコンタクトレンズは、BC9.0と比較するとまだフィット感は改善される可能性がありますが、完全に問題ないとは言い切れません。0.3の差は、人によっては問題なく使用できる範囲内ですが、あなたの場合はBC8.6で着色部分の映り込みが起きているため、BC8.7でも同様の症状が出る可能性があります。

具体的なアドバイス：快適なコンタクトレンズ選びのために

1. **眼科医への相談が最優先！**: まずはかかりつけの眼科医に相談しましょう。眼科医はあなたの目の状態を詳しく把握しており、最適なBC値のレンズを提案してくれます。 「BC8.6のカラコンで着色部分が映り込む」という具体的な症状を伝えることが重要です。

2. **BC値だけでなく、直径も確認！**: カラコンを選ぶ際には、BC値だけでなく、直径（DIA）も確認しましょう。DIAが大きすぎると、レンズが目に負担をかけ、着色部分の映り込みがより顕著になる可能性があります。

3. **レンズの素材にも注目！**: レンズの素材によって、着色部分の映り込みやすさが変わってきます。シリコーンハイドロゲル素材のレンズは、酸素透過率が高く、乾燥しにくいので、着色部分の映り込みが軽減される可能性があります。

4. **通販サイトの活用：比較検討が重要！**: 当サイト「コンタクトレンズなび」のような通販比較サイトを活用して、様々なレンズのBC値、DIA、素材などを比較検討しましょう。ユーザーレビューも参考にすると、より自分に合ったレンズ選びができます。ただし、最終的な判断は眼科医に委ねることが大切です。

5. **他のユーザーの工夫：** 実際に、当サイトのユーザーレビューでは、「BC値が合わないと、夕方になると着色部分が気になり始めた」といった声も見られます。そのような声から、BC値の適合性の重要性を再確認できます。

通販サイトをうまく活用するコツ

通販サイトでは、レンズのスペックを詳細に比較できるだけでなく、ユーザーレビューも参考にできます。 複数のサイトを比較して、価格やサービス内容なども確認することで、よりお得で安心して購入できるでしょう。 ただし、必ず眼科医の指示に従い、自己判断での購入は避けましょう。