乱視用コンタクトレンズの度数変更方法｜見えにくくなった時の対処法

コンタクトレンズがぼやけて見えにくくなった、というのはよくあるお悩みです。特に乱視用となると、度数の調整が眼鏡よりも複雑で、戸惑う方も多いのではないでしょうか。 ご質問いただいた内容を元に、詳しく解説していきますね。

まず、現状を整理しましょう。眼鏡の度数は、右目がSPH -3.25、CYL -0.75、AXIS 170°、左目がSPH -3.25、CYL -0.75、AXIS 180°、PD 63mmで視力は1.0とのこと。一方、コンタクトレンズの度数は、右目がPWR -2.25、CYL -0.75、AXIS 180°、左目がPWR -2.50、CYL -0.75、AXIS 180°です。

眼鏡とコンタクトレンズで度数が異なるのは、装用状態における眼の形状の違いが原因です。眼鏡は目の前方にあるため、角膜の形状に影響を受けにくいですが、コンタクトレンズは直接角膜に触れるため、角膜の形状や涙液の量などによって見え方に影響が出ます。そのため、眼鏡の度数とコンタクトレンズの度数は完全に一致しないのが一般的です。

さて、コンタクトレンズで遠くが見えにくくなったとのことですが、これはPWR（球面度数）を強める必要がある可能性が高いです。現状、眼鏡のSPH度数とコンタクトレンズのPWR度数には差がありますね。眼鏡の方が度数が強いということは、コンタクトレンズでは補正が不足している可能性を示唆しています。

具体的な度数変更のアドバイス

いきなり大きく度数を変更するのは危険です。まずは0.25～0.50Dずつ、PWRの度数を強くすることをお勧めします。例えば、右目は-2.25Dから-2.50D、-2.75Dと段階的に上げてみて、見え方の変化を確認しましょう。左目も同様に、-2.50Dから-2.75D、-3.00Dと試してみてください。

• 段階的に変更する：一度に大きく度数を変更すると、眼精疲労や不快感につながる可能性があります。
• 見え方を丁寧に確認する：変更後、遠くだけでなく近くも見て、見え方の変化を確認しましょう。ピントが合うか、文字がくっきり見えるかなどをチェックしてください。
• 使用時間を短くする：新しい度数のコンタクトレンズを使用する際は、最初は使用時間を短くし、徐々に時間を延ばしていくのがおすすめです。
• 眼科医への相談：ご自身で度数を調整することに不安がある場合は、眼科医に相談することを強くお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、安全に適切な度数を見つけることができます。

通販サイトを活用する際のポイント

「コンタクトレンズなび」のような通販比較サイトは、度数変更の際に非常に役立ちます。様々なメーカーやブランドのコンタクトレンズを比較検討でき、価格や特徴なども一目瞭然です。

例えば、当サイトでは、ユーザーレビューや専門家の意見なども参考にできます。他のユーザーの工夫や体験談を読むことで、自分に合ったレンズ選びのヒントが得られるかもしれません。 あるユーザーさんは、度数変更の際に、最初は1日使い捨てのレンズを試して、自分の目に合う度数を探してから、定期購入に移行したとコメントしていました。これは、リスクを軽減する賢い方法ですね。

度数変更以外に考えられる原因

度数以外にも、見えにくさの原因が考えられます。

* レンズの汚れ：レンズが汚れていると見えにくくなります。こまめな洗浄・消毒を心がけましょう。
* 乾燥：乾燥によって見えにくくなることもあります。目薬を使用したり、コンタクトレンズの種類を見直したりするのも有効です。
* レンズの装用時間：長時間装用していると、眼精疲労や見えにくさの原因になります。装用時間を短縮したり、休憩を挟むことを検討しましょう。

通販サイトをうまく活用するコツ

通販サイトを利用する際は、以下の点に注意しましょう。

* 信頼できるサイトを選ぶ：きちんと運営されているサイトを選びましょう。
* 商品の詳細情報を確認する：レンズの種類、度数、BC（ベースカーブ）、DIA（レンズ直径）などをしっかり確認しましょう。
* レビューを確認する：他のユーザーのレビューを読むことで、商品のメリット・デメリットを把握できます。
* 初めての場合は眼科医の診察を受ける：初めてコンタクトレンズを使用する際は、必ず眼科医の診察を受けましょう。

安心してコンタクトレンズを選ぶためには、自分の目の状態を正しく理解し、適切なレンズを選ぶことが大切です。 少しでも不安がある場合は、眼科医に相談することをお勧めします。 そして、通販サイトを賢く活用して、快適なコンタクトレンズライフを送ってください。