コンタクト度数変更で眼科を受診！でも度数を教えてもらえなかった…その理由と対策

初めての眼科受診、しかもコンタクトレンズの度数変更だけを目的に…確かに、少し戸惑う気持ちも分かりますね。2000円と1時間もの時間を費やして、度数さえ教えてもらえなかったのは、本当に残念でしたね。でも、ご安心ください。今回の出来事から学ぶことはたくさんありますし、二度とこんな経験をしないための対策もご説明します。

眼科でコンタクトレンズの度数を教えてもらえない理由

まず、眼科でコンタクトレンズの度数を教えてもらえなかった理由ですが、それは医療機関の責任と安全性の観点から見て、非常に重要な点です。

眼科医は、単に視力検査をして度数を伝えるだけでなく、あなたの目の健康状態全体を診る必要があります。コンタクトレンズは、目の表面に直接触れる医療機器です。適切なレンズを使用しないと、眼の健康に深刻な問題を引き起こす可能性があります。

例えば、

* **角膜の状態**: コンタクトレンズの装着は角膜に負担をかけるため、角膜の状態をきちんと確認する必要があります。傷や炎症があれば、適切なレンズを選ぶことができません。
* **眼圧**: 高眼圧症などのリスクがないか確認する必要があります。
* **その他目の病気**: ドライアイ、アレルギー、緑内障など、コンタクトレンズの装着に影響する様々な目の病気をチェックする必要があります。

これらの検査をせずに度数だけを伝えることは、医療機関として重大な責任放棄に繋がるのです。 あなたの来院目的が「度数を知るためだけ」であったとしても、眼科医はあなたの目の健康を最優先事項として考える義務があるのです。

あなたのケースでは、来院目的のアンケートに「視力低下」と記入されたことで、眼科医はより詳細な検査が必要と判断した可能性が高いです。単なる視力検査ではなく、総合的な眼科診察が必要だと判断されたのでしょう。

次に眼科を受診する際のポイント

では、次に眼科を受診する際にはどのようにすれば良いのでしょうか？

1. 具体的な目的を明確に伝える

「コンタクトレンズの度数を知りたい」という漠然とした目的ではなく、「コンタクトレンズの度数変更を検討しており、現在の視力と目の状態を確認したい」と、より具体的な目的を伝えましょう。

2. ネット購入の意向を伝えるタイミング

ネット購入の意向は、診察を受ける前ではなく、診察後に伝えるのが適切です。まずは、医師の診察を受け、目の状態をきちんと診てもらうことが大切です。診察後、医師に「ネットで購入したいと考えている」ことを伝えれば、よりスムーズに度数などの情報を教えてもらえる可能性があります。

3. 質問は丁寧に、そして具体的に

疑問点があれば、遠慮なく医師や看護師に質問しましょう。ただし、「度数を教えてください」ではなく、「現在の視力と、それに適したコンタクトレンズの度数について教えていただけますか？」といったように、具体的に質問することが重要です。

4. 複数の眼科を受診してみる

もし、どうしても度数だけを教えてもらえない眼科があれば、別の眼科を受診してみるのも良いかもしれません。眼科によって対応は異なる可能性があります。

コンタクトレンズ通販サイトを賢く利用する

「コンタクトレンズなび」のような通販サイトは、価格比較やレンズの選び方の情報収集に役立ちます。しかし、眼科医の診察をせずに通販サイトだけでコンタクトレンズを購入するのは危険です。

通販サイトでは、度数を入力するだけでレンズを購入できますが、それはあくまでも眼科医の診察を受けた上で、適切な度数が分かっている場合に限ります。

通販サイトをうまく活用するコツと安心して選べるポイント

* **価格比較サイトで複数の価格を確認する**: 同じレンズでも価格が大きく異なる場合があります。
* **レビューを確認する**: 他のユーザーのレビューは、レンズの品質や使い心地を知る上で非常に役立ちます。
* **販売元の信頼性を確認する**: しっかりとした販売元から購入することが大切です。
* **眼科医の指示を必ず守る**: 通販サイトを利用する際も、眼科医の指示に従うことを最優先しましょう。

今回の経験は、決して無駄ではありません。目の健康を守るためには、眼科医との適切なコミュニケーションと、通販サイトの賢い活用が不可欠です。