長年コンタクトレンズ生活をされているんですね！25年もご使用されているとは、まさにベテランですね。目の健康を気遣い、眼鏡の導入を検討されているのは素晴らしいと思います。 私も以前、コンタクトレンズと眼鏡の併用について悩んでいたお客様から似たようなご相談を受けたことがあります。今回は、その経験も踏まえつつ、ご質問にお答えしていきましょう。

① 眼鏡はコンタクトより度数を落とした方がいいの？

結論から言うと、眼鏡の度数はコンタクトレンズの度数よりも落とすことが多いです。 これは、眼鏡とコンタクトレンズでは、目の位置とレンズの位置が異なるためです。

コンタクトレンズは直接角膜の上に置かれるため、目の焦点距離に正確に合わせることができます。一方、眼鏡は目の前方にあるため、焦点距離に若干のずれが生じます。このずれを補正するために、眼鏡の度数をコンタクトレンズよりも少し弱く設定することが一般的です。

1年前に眼科の眼鏡屋さんから0.9の度数を提案されたとのことですが、これはあなたの目の状態と、眼鏡の特性を考慮した上で適切な判断だった可能性が高いです。0.9という度数で「ぐるぐるする」「頭痛がする」といった症状が出ないようであれば、その度数で眼鏡を作っても問題ないでしょう。

ただし、必ずしも0.9が最適とは限りません。 1年前に測ってもらった度数は、その時点でのあなたの目の状態に基づいています。時間経過とともに目の状態は変化しますので、再度眼科医に相談して最新の検査を受けることを強くお勧めします。

眼鏡の度数調整：試行錯誤も必要です

眼鏡の度数調整は、個人差が大きく、試行錯誤が必要な場合があります。 0.9で快適に過ごせる人もいれば、もう少し強い度数、もしくは弱い度数の方が良いと感じる人もいます。

私の知り合いにも、コンタクトレンズは1.0なのに、眼鏡は0.7でちょうど良いという人がいます。これは、眼鏡をかけた時の見え方や、目の疲れ具合など、個人によって感じ方が異なるためです。

大切なのは、あなた自身が「快適に過ごせる度数」を見つけることです。 眼科医や眼鏡士と相談しながら、少しずつ度数を調整していくことが重要です。 最初は少し強い度数で作り、必要に応じて調整してもらうのも一つの方法です。

② 眼鏡がコンタクトレンズより使いづらいのはどうして？

眼鏡がコンタクトレンズより使いづらいと感じる理由はいくつか考えられます。

* レンズの大きさや重さ：眼鏡はレンズが大きく、重いため、顔への負担が大きくなります。特に長時間かけていると、鼻や耳が痛くなったり、疲れたりすることがあります。
* 視野の制限：眼鏡のフレームによって視野が狭くなることがあります。特に、フレームが大きく、厚い眼鏡は視野を狭く感じやすいです。
* 装着感：眼鏡は常に顔に装着しているため、違和感を感じることがあります。特に、初めて眼鏡をかける場合は、違和感を感じる人が多いです。
* 天候の影響：雨や雪の日には、眼鏡が曇ったり、視界が悪くなったりすることがあります。
* メンテナンス：眼鏡は定期的に清掃する必要があります。レンズが汚れたまま使用すると、視界が悪くなったり、目に負担がかかったりします。

眼鏡の快適性を高める工夫

眼鏡が使いづらいと感じているなら、以下のような工夫を試してみてください。

* 軽いフレームを選ぶ：チタンフレームなど、軽い素材のフレームを選ぶと、顔への負担を軽減できます。
* 小さいフレームを選ぶ：フレームが小さいほど、視野が狭くなるのを防げます。
* 鼻パッドの調整：鼻パッドの調整によって、顔へのフィット感を高めることができます。
* レンズのコーティング：反射防止コーティングや撥水コーティングを施したレンズを選ぶと、視界がクリアになり、汚れも付きにくくなります。

コンタクトレンズと眼鏡の併用：賢く使い分けよう

25年間コンタクトレンズを使い続けているベテランのあなたなら、コンタクトレンズと眼鏡の使い分けが重要だとお分かりだと思います。 例えば、長時間のパソコン作業や読書など、目の負担が大きい時は眼鏡を使用し、外出時やスポーツなど、アクティブな場面ではコンタクトレンズを使用するなど、状況に応じて使い分けることで、目の負担を軽減できます。

通販サイトをうまく活用するコツ

コンタクトレンズの通販サイトは、価格比較やレンズの種類が豊富なので大変便利です。 しかし、初めて利用する際は、信頼できるサイトを選ぶことが重要です。 サイトの評判や、取り扱いレンズの安全性などを確認し、安心して利用できるサイトを選びましょう。 また、度数やBC（ベースカーブ）などの情報に間違いがないか、十分に確認しましょう。