お子さんの視力のこと、そしてコンタクトレンズに関するご相談、本当に心配ですよね。まずは落ち着いて、一緒に考えていきましょう。 「10歳を超えると治らない」という情報にショックを受けられたとのことですが、少し詳しくお話させてください。

## 屈折性弱視について

屈折性弱視とは、近視・遠視・乱視といった屈折異常によって、視力が発達段階で十分に発達しなかった状態です。 「10歳くらいで視力は決まる」というのは、視力発達の大まかな目安ではありますが、必ずしも10歳で完全に視力発達が止まるわけではありません。 もちろん、年齢が上がるにつれて改善の度合いは小さくなりますが、適切な治療とケアによって、視力改善の可能性は残されています。

特に、お子さんの年齢はまだ11歳目前。まだ視力発達段階にあるため、諦めるのは早すぎます！

重要なのは、早期発見と適切な治療です。 眼科医による精密検査を受け、原因となる屈折異常を正確に把握し、それに合わせた治療計画を立てることが不可欠です。 眼鏡による矯正はもちろん、場合によっては弱視訓練（遮蔽療法など）が必要になることもあります。

## 眼科選びのポイント

今回のケースでは、最初の眼科での説明が不十分だったように感じます。 眼科医は専門家ですが、説明が分かりにくい、質問しにくい雰囲気の病院は避けましょう。 お子さんにも分かりやすく説明してくれる、質問にも丁寧に答えてくれる眼科を選ぶことが大切です。

いくつか眼科を受診してみることは良い判断です。 セカンドオピニオンを得ることで、より適切な治療方針が見えてくる可能性があります。 電話で問い合わせる際に、

* 屈折性弱視の治療経験の有無
* 子供の弱視治療に対する専門性
* 治療方針の説明の丁寧さ

などを確認してみるのも良いでしょう。

## コンタクトレンズについて

小学生のお子さんにとって、コンタクトレンズの処方は慎重に検討する必要があります。 一般的には、小学生へのコンタクトレンズ処方は推奨されません。 理由は、

* 目の成長期であるため、コンタクトレンズの装用が目の発達に影響を与える可能性がある
* 小さな子供はレンズの取り扱い、ケアが不十分になりがちで、眼の感染症のリスクが高まる
* コンタクトレンズの装用による不快感やストレスで視力回復の妨げになる可能性がある

などです。

しかし、お子さんがスポーツをされているとのこと。 運動中は眼鏡が邪魔になるというお気持ち、よく分かります。 「時間限定」でのコンタクトレンズ使用については、眼科医とよく相談することが重要です。 眼科医によっては、スポーツ時のみの限定的な装用を認める場合もあります。 ただし、その場合でも、レンズの種類、装用時間、ケア方法などを厳格に指示されるはずです。

他のユーザーさんの中には、お子さんのスポーツ時のみコンタクトレンズを使用し、普段は眼鏡を使用している方もいらっしゃいます。 これは、眼科医と相談の上、適切なケアを徹底することで実現できる選択肢の一つです。

## 通販サイトとコンタクトレンズ

コンタクトレンズは、通販サイトでも購入できますが、弱視治療におけるコンタクトレンズは、必ず眼科医の処方箋が必要です。 通販サイトで安価なコンタクトレンズを見つけても、処方箋がないと購入できませんし、何より眼科医の診察と処方が不可欠です。 安全なコンタクトレンズの使用のためには、眼科医の指導を必ず受けましょう。

## 通販サイトをうまく活用するコツ

コンタクトレンズの通販サイトは、価格比較やレンズの種類の豊富さなど、メリットも多いです。 しかし、安さだけで選ぶのではなく、

* 信頼できるサイトであるか（レビューなどを参考に）
* 個人情報の保護体制がしっかりしているか
* 問い合わせ対応が丁寧か

などを確認することが大切です。

## 安心して選べるポイント

* 眼科医の診察と処方箋を必ず受けましょう。
* 複数の眼科を受診し、セカンドオピニオンを得るのも有効です。
* コンタクトレンズは、眼科医の指示に従って正しく使用・ケアしましょう。
* 通販サイトを利用する際は、サイトの信頼性などを確認しましょう。

お子さんの視力回復を願っています。 焦らず、一歩ずつ、眼科医と相談しながら進めていきましょう。