ハードコンタクトレンズがずれる！上を向くと落ちる…原因と対策

ハードコンタクトレンズへの変更、おめでとうございます！…と言いたいところですが、上を向くとレンズがずれてしまう、なんて不安ですよね。2万円もしたレンズ、せっかくですから使い続けたい気持ちもよく分かります。ご安心ください。必ず解決策が見つかるはずです！

まずは、ご質問にある「BC」についてご説明しましょう。BCとは「ベースカーブ」の略で、コンタクトレンズの裏面の曲率を表す数値です。簡単に言うと、あなたの目のカーブにどれだけフィットするかの指標です。この数値が合っていないと、レンズが安定せず、ずれたり、落ちてしまったりする原因になります。

レンズがずれる原因は？

あなたの症状から考えられる原因はいくつかあります。

* **ベースカーブ（BC）が合っていない可能性:** これは最も考えられる原因です。眼科医の検査で大丈夫と言われたとはいえ、個人の目の状態は微妙に変化します。検査時のデータと現在の目の状態にズレが生じている可能性があります。
* **レンズの装着方法が不適切:** ハードコンタクトはソフトコンタクトと比べて装着方法が少し違います。正しい装着方法をマスターできていないと、レンズが安定せずずれやすくなります。
* **目の乾燥:** ハードコンタクトはソフトコンタクトに比べて酸素透過性が低い傾向があります。そのため、目が乾燥しやすく、乾燥によってレンズが安定しにくくなることがあります。
* **まぶたの動き:** 上を向いた時のまぶたの動きが、レンズを押し上げるように作用し、ずれやすくなっている可能性があります。

具体的なアドバイスと明日からできる工夫

では、具体的な対策を考えましょう。

1. **眼科医への再診:** まずは、眼科医に相談することが一番です。BCの再測定や、レンズのフィッティングの調整をしてもらうことで、問題解決に繋がる可能性が高いです。 「上を向くとレンズがずれる」という症状を具体的に説明し、不安な気持ちを伝えましょう。
2. **装着方法の確認:** 眼科医やコンタクトレンズ販売店に、装着方法を改めて確認してみましょう。動画サイトなどで装着方法を確認するのも有効です。正しい装着方法をマスターすることで、レンズの安定性が向上します。
3. **目薬の使用:** 目の乾燥を防ぐために、目薬をこまめに使用しましょう。人工涙液タイプの目薬がおすすめです。コンタクトレンズ装着者向けの目薬を選ぶとより安心です。
4. **レンズケアの徹底:** レンズの汚れは、ずれやすさの原因になります。適切な洗浄液を使用し、丁寧に洗浄・消毒を行いましょう。
5. **上を向く動作の工夫:** 上を向く動作をゆっくり行う、まぶたを軽く押さえるなど、工夫することでレンズのずれを防ぐことができます。これは、慣れの問題というよりは、動作とレンズの相性の問題かもしれません。

他のユーザーの工夫例

当サイト「コンタクトレンズなび」では、多くのユーザー様から様々なご意見をいただいております。中には、以下のような工夫をされている方もいらっしゃいます。

* 「レンズを装着する前に、目薬を数滴さして、潤いを保つようにしています。」
* 「上を向く動作が多い仕事なので、休憩時間に必ずレンズのずれを確認し、必要に応じて調整しています。」
* 「ハードコンタクト専用の洗浄液を使用することで、レンズの汚れが少なくなり、安定感が増しました。」

通販サイトをうまく活用するコツ

コンタクトレンズの通販サイトを利用する際には、以下の点に注意しましょう。

* **販売店を選ぶ際は、信頼できるサイトを選びましょう。** 取扱商品や顧客対応、返品交換の対応などを確認することが重要です。
* **レンズのBCや度数などを正確に入力しましょう。** 入力ミスは、レンズが合わない原因になります。
* **初めてハードコンタクトを購入する際は、眼科医の指示を必ず守りましょう。** 自己判断でレンズを選ぶのは危険です。

安心して選べるポイント

コンタクトレンズ通販サイトを選ぶ際には、以下の点をチェックしましょう。

* **豊富な品揃え:** 様々な種類のコンタクトレンズが販売されているか。
* **価格の比較:** 同じレンズでも価格が異なる場合がありますので、比較サイトなどを活用して、お得な価格で入手できるか。
* **レビューの確認:** 他のユーザーのレビューを確認することで、レンズの品質や使い心地などを知ることができます。
* **安心の返品・交換制度:** 万が一、レンズに問題があった場合でも、返品・交換に対応してくれるか。

今回の経験を通して、ハードコンタクトレンズの装着に慣れていくには、時間と工夫が必要だということがお分かりいただけたかと思います。焦らず、一つずつ解決策を試してみてくださいね。そして、眼科医との連携を密にすることが、快適なコンタクトレンズライフを送るための近道です。