アメリカで検査した視力データで日本のコンタクトレンズを購入する方法

海外で受けた視力検査の結果を使って、日本でコンタクトレンズを購入したい…でも、表記方法の違いが不安ですよね？ ご安心ください！ 多くのユーザー様も同様の疑問を抱えていますので、丁寧に解説いたします。

SPH、CYL、AXISとは？

まず、処方箋に書かれている「SPH」「CYL」「AXIS」の意味を理解しましょう。これは、あなたの目の屈折状態を表す指標です。

* **SPH（球面度数）：** 近視や遠視の度数を表します。 マイナス値なら近視、プラス値なら遠視です。あなたの処方箋では、右目が-2.50、左目が-2.25なので、両方とも近視であることが分かります。

* **CYL（円柱度数）：** 乱視の度数を表します。 0.00なら乱視はありません。 あなたの左目は-0.25とありますね。軽度の乱視です。右目のCYLが判読不能なのが少し気になりますね。

* **AXIS（軸）：** 乱視の軸の方向を表します。 CYLの値が0.00でない場合（乱視がある場合）にのみ記載されます。 0～180度の数値で表され、左目は160度です。

アメリカ式と日本式の違い

基本的には、SPH、CYL、AXISの表記方法は日本とアメリカで変わりません。数値の単位も一緒です。ただし、注意が必要なのは、右目のCYLの値が不明瞭な点と、PS/DSの表記です。

PSとDSは、乱視の軸を表す方法の一つで、それぞれ「Plus Cylinder（プラスシリンダー）」「Minus Cylinder（マイナスシリンダー）」の略です。 どちらの表記が使われているかによって、最終的な乱視の補正方法が異なってきます。 残念ながら、あなたの処方箋ではどちらなのか判断できません。

コンタクトレンズ選びのアドバイス

この状況では、日本で改めて視力検査を受けることを強くお勧めします。 曖昧な情報でコンタクトレンズを選ぶのは、視力に悪影響を及ぼす可能性があるためです。

もし、アメリカでの検査結果をどうしても使いたい場合は、以下の点に注意してください。

* **眼科医に相談する:** アメリカでの処方箋を持参して、日本の眼科医に相談しましょう。 PS/DSの判別や、日本のコンタクトレンズへの適合性についてアドバイスをもらえます。 多くの眼科では、コンタクトレンズの処方箋発行も行っています。

* **通販サイトでの購入は避ける:** 曖昧な情報で通販サイトからコンタクトレンズを購入するのは非常に危険です。 適切な度数でないレンズを使用すると、視力低下や眼精疲労、最悪の場合、眼病を引き起こす可能性があります。

* **右目のCYL値を特定する:** アメリカで検査を受けた眼科に連絡を取り、CYLの値とPS/DSのどちらの表記が使われているかを確認しましょう。

他のユーザーの工夫

以前、海外で検査を受けた後に日本でコンタクトレンズを購入したいというユーザーさんがいました。その方は、海外の処方箋を翻訳サービスで日本語に翻訳し、それを眼科医に提示することで、スムーズにコンタクトレンズを処方してもらっていました。 翻訳サービスは精度にばらつきがあるので、あくまで参考資料として活用し、最終的には眼科医の判断を仰ぐことが重要です。

通販サイトをうまく活用するコツ

コンタクトレンズ通販サイトは、価格比較や豊富な品揃えが魅力です。しかし、安全な購入のためには、必ず眼科医の処方箋が必要です。 通販サイトを選ぶ際には、取扱商品数、価格、配送スピード、そして何よりユーザーレビューの評価を参考にすると良いでしょう。 多くのユーザーが安心して利用しているサイトを選ぶことが大切です。

安心して選べるポイント

* 眼科医の処方箋を必ず提示する
* 信頼できる通販サイトを選ぶ（ユーザーレビューを参考に）
* 初めての場合は、眼科医に相談する

コンタクトレンズは、あなたの目の健康に直結するものです。 安易な選択は避け、専門家のアドバイスを参考に、安全にコンタクトレンズを選びましょう。