コンタクトレンズと角膜の傷！寝たら治る？BCが合わないとどうなるの？

「寝たら治る」って、ちょっと魔法みたいですよね（笑）。残念ながら、角膜の傷が寝ている間に完全に治るというのは、ほぼ間違いです。 角膜は目の表面を覆う、とてもデリケートな組織。小さな傷でも、放置すると炎症を起こしたり、視力に影響が出たりする可能性があります。

角膜の傷の種類と治癒について

角膜の傷には、軽微な擦り傷のようなものから、深い傷まで様々な種類があります。寝ている間に自然治癒する可能性があるのは、ごく軽微な擦り傷程度のものに限られます。 これは、体の自然治癒力によるもので、傷が浅く、炎症が起きていない場合に限られます。

しかし、コンタクトレンズのカーブ（BC）が合っていない場合など、継続的に角膜に摩擦が加わるような状況では、小さな傷が治る前に新たな傷ができてしまい、悪化していく可能性が高いです。 これは、まるで小さな紙やすりで何度もこすり続けるようなもの。想像してみてください。

コンタクトレンズのBCが合わないとどうなる？

コンタクトレンズのベースカーブ（BC）とは、レンズのカーブのことで、目の角膜のカーブに合っていないと、レンズが角膜に適切にフィットしません。 フィットしないということは、レンズが角膜に常に摩擦を与え続ける状態になり、以下のような問題を引き起こす可能性があります。

* **微細な傷の発生**: レンズが角膜にこすれることで、目には見えない小さな傷が繰り返し発生します。
* **乾燥感や異物感**: レンズと角膜の間に隙間ができ、涙液の循環が悪くなり、乾燥や異物感が強くなります。
* **充血**: 角膜への摩擦や乾燥によって、血管が拡張し、充血が起こります。
* **角膜潰瘍**: ひどい場合は、角膜に深い傷ができ、角膜潰瘍という深刻な状態になる可能性もあります。これは視力障害や失明につながる可能性もあるため、非常に危険です。

私たちのサイト「コンタクトレンズなび」では、多くのユーザーの方から、BCが合わないコンタクトレンズを使用することで、上記のような症状を訴える声を多数聞いてきました。中には、眼科を受診して治療が必要になった方もいらっしゃいます。

BCが合わないコンタクトレンズの使用は危険！

「少し合わない程度なら大丈夫だろう」と安易に考えてしまう気持ちも分かります。しかし、角膜の傷は、初期段階では自覚症状が乏しい場合があります。 違和感を感じ始めた時には、すでに傷がかなり進行している可能性も。 「何となく目が疲れる」「ゴロゴロする」といった症状を感じたら、すぐにコンタクトレンズを外し、眼科医の診察を受けることを強くお勧めします。

具体的なアドバイス：明日からできる工夫

* **コンタクトレンズは必ず眼科医の処方箋に基づいて購入しましょう。** これは最も重要なポイントです。 BCだけでなく、度数やレンズ素材なども、眼科医の診察を受けて適切に決定する必要があります。
* **定期的な眼科検診を受けましょう。** コンタクトレンズを使用している方は、少なくとも年に1回は眼科検診を受けることをお勧めします。 早期発見・早期治療が大切です。
* **コンタクトレンズの装着・取り外しは丁寧に。** 雑な扱いによって、角膜を傷つける可能性があります。
* **コンタクトレンズの使用時間を守りましょう。** 長時間使用は、角膜への負担を増大させます。
* **レンズケアをしっかり行いましょう。** 適切なケアによって、レンズの汚れや細菌の繁殖を防ぎ、角膜への負担を軽減できます。
　以前、当サイトのユーザーフォーラムで、レンズケースをこまめに交換することで、目のトラブルが減ったという報告がありました。 小さなことですが、効果は大きいですよ。

通販サイトをうまく活用するコツ

コンタクトレンズの通販サイトを利用する際は、販売元の信頼性を確認することが重要です。 きちんと処方箋の提出を求めているか、眼科医との連携体制が整っているかなどを確認しましょう。 また、価格だけでなく、アフターサービスの充実度もチェックすることをお勧めします。 何かトラブルがあった際に、迅速に対応してくれるサイトを選ぶことが大切です。

安心して選べるポイントは、やはり「安心できる販売元を選ぶこと」です。 ユーザーレビューなども参考に、自分に合ったサイトを見つけてくださいね。