レーシック手術と近視度数：削る量は本当に眼の悪さと比例するの？

レーシック手術を検討されているんですね！ 「コンタクトレンズなび」では、毎日たくさんのユーザーさんがコンタクトレンズ選びや眼の健康について悩んでいらっしゃいます。その経験から、レーシック手術についても多くの情報を集めてきましたので、ご安心ください。

結論から言うと、近視の度数と角膜の削る量は完全に比例するわけではありません。 確かに、近視が強いほど一般的には角膜を多く削る必要があるケースが多いのは事実です。しかし、それはあくまで「平均的なケース」であり、個々の目の状態によって大きく変わってきます。

レーシック手術における角膜切削量の決定要因

角膜の削る量は、近視の度数だけでなく、以下の要素も大きく影響します。

* **角膜の厚さ**: これは非常に重要です。角膜が薄いと、削れる量が限られてきます。近視が比較的弱くても、角膜が薄い場合は、強い近視の方と同じくらい、あるいはそれ以上に削る必要があるかもしれません。逆に、角膜が厚い方は、強い近視でも比較的少ない切削量で済む可能性があります。
* **角膜の形状**: 角膜が均一な球状ではなく、乱視などがある場合、その形状を矯正するために、より複雑な切削が必要になることがあります。
* **目標とする矯正度数**: 完全に近視をなくすことを目指すのか、ある程度の近視を残すことを希望するのかによっても、切削量は変わってきます。
* **使用するレーシックの種類**: レーシックにも様々な種類があり、使用する機器や技術によって、切削方法や量が異なります。

つまり、単純に「近視が強い＝角膜を多く削る」とは限らないのです。 これは、靴のサイズが同じでも、足の形や幅によってフィット感が違うのと同じようなものです。

具体的なアドバイス：術前検査の重要性

では、どうすれば自分のケースでどれくらい角膜を削る必要があるのか、把握できるのでしょうか？

それはズバリ、精密な術前検査を受けることです。 レーシック手術を行うクリニックでは、必ず術前検査が行われます。この検査で、あなたの目の状態（角膜の厚さ、形状、近視の度数、乱視の有無など）を詳細に測定し、手術プランを決定します。

この検査は、単なる視力検査ではありません。 高度な機器を用いて、角膜の厚さや形状を精密に測定し、手術の安全性や効果を予測する重要なステップです。 複数のクリニックで検査を受けて、比較してみるのも良い方法です。

他のユーザーの工夫：セカンドオピニオンの活用

あるユーザーさんは、複数のクリニックで術前検査を受け、セカンドオピニオンを得ることで、より納得のいく手術プランを選択できたと教えてくれました。 複数の医師の意見を聞くことで、リスクやメリットをより客観的に判断しやすくなるのは大きなメリットです。

また、手術を受ける前に、事前にクリニックの評判をしっかり調べることも重要です。 インターネット上の口コミサイトや、知人の意見などを参考に、信頼できるクリニックを選ぶようにしましょう。

通販サイトをうまく活用するコツ

コンタクトレンズ通販サイトでは、様々な種類のコンタクトレンズの情報が得られます。レーシック手術後も、コンタクトレンズが必要になる場合もありますので、事前に情報を集めておくことは、安心材料になります。 特に、自分の目の状態に合ったレンズを選ぶための情報は、手術後も役立ちます。

安心して選べるポイント

レーシック手術は、眼というデリケートな器官に関わる手術です。 安易に決めずに、十分な情報収集と、信頼できる医師との相談を優先しましょう。 そして、自分の目の状態を正確に把握し、納得のいく手術プランを選択することが大切です。