ハードコンタクトレンズを落とした！洗浄後も大丈夫？感染症や炎症のリスクと対処法

地面に落としたハードコンタクトレンズ…ドキッとする瞬間ですよね。私も過去に何度か経験があり、その度に心臓がバクバクしたものです。今回は、そんなハラハラする状況を少しでも安心に変えるべく、ハードコンタクトレンズを落とした後の対処法について詳しく解説します。

地面に落ちたハードコンタクトレンズ、本当に大丈夫？

結論から言うと、「必ずしも大丈夫とは言えません」。洗浄液で洗ったからといって、完全に安全とは言い切れないのです。地面には目に見えない細菌やウイルス、塵や埃などがたくさん存在します。それらがレンズに付着し、目に感染症や炎症を引き起こす可能性があるのです。

特に、ハードコンタクトレンズはソフトコンタクトレンズと比べて、レンズの素材が硬いため、汚れが入り込みやすく、また、洗浄液が届きにくい部分も存在します。そのため、通常の洗浄だけでは、完全に細菌やウイルスを除去しきれない可能性があるのです。

目への感染症や炎症のリスク

地面に落ちたハードコンタクトレンズを装着することで、以下のリスクが考えられます。

* **細菌性角膜炎:** 最も怖いのはこれです。細菌感染によって角膜に炎症が起こり、視力低下や最悪の場合、失明に至る可能性もゼロではありません。
* **真菌性角膜炎:** カビの一種である真菌による感染です。細菌性角膜炎よりも発症頻度は低いですが、治療が難しく、重症化しやすい傾向があります。
* **アレルギー性結膜炎:** 地面の塵や花粉などが原因で、結膜に炎症が起こります。かゆみ、充血、涙目などの症状が現れます。
* **その他の感染症:** 様々なウイルスや寄生虫などによる感染症も考えられます。

これらの感染症は、初期症状が軽微な場合も多く、気づかないうちに重症化してしまう可能性があるため、注意が必要です。

落とした後の適切な対処法

では、ハードコンタクトレンズを落とした場合はどうすれば良いのでしょうか？

1. **絶対に素手で触らない！**： 清潔なピンセットや専用のレンズケースのピンセットを使ってレンズを拾い上げます。
2. **多めの洗浄液で丁寧に洗浄！**： 通常の洗浄液に加え、できれば過酸化水素系の洗浄液を使用し、少なくとも10分以上、丁寧に洗浄します。 洗浄液をこすりつけるように洗浄すると、より効果的です。
3. **レンズの点検！**： 洗浄後、レンズに傷がないか、肉眼で丁寧に確認します。傷がある場合は、絶対に使用しないでください。
4. **それでも不安なら…**： 洗浄後も不安が残る場合は、眼科医を受診することを強くお勧めします。専門医による診察を受け、適切な処置を受けることが重要です。

他のユーザーの工夫：安心安全の対策

当サイトのユーザーさんの中には、ハードコンタクトレンズを落とさないように、専用のケースに常に携帯したり、レンズを装着する前に、洗浄液で念入りにすすいでから装着したりしている方がいます。また、外出時は、コンタクトレンズケースに予備のレンズを入れて持ち歩くという方も。

通販サイトを活用した安心対策

「コンタクトレンズなび」では、様々なハードコンタクトレンズとその洗浄液を比較検討できます。過酸化水素系洗浄液など、より高い殺菌効果を持つ洗浄液を選ぶことも可能です。また、定期購入を利用すれば、常に新鮮な洗浄液を確保できるというメリットもあります。

通販サイトをうまく活用するコツ

* **価格比較:** 複数のサイトの価格を比較することで、お得に購入できます。
* **レビュー確認:** 他のユーザーのレビューをチェックすることで、レンズの品質や使い心地などを事前に把握できます。
* **定期購入の検討:** 定期購入を利用することで、買い忘れを防ぎ、割引などの特典を受けることができます。
* **カスタマーサポート:** 何か困ったことがあれば、すぐに相談できる体制が整っているサイトを選ぶことが大切です。

今回のケースでは、洗浄後も不安が残る場合は、眼科医の診察を受けることが最優先です。ご自身の目の健康を守るためにも、決して無理をしないようにしてくださいね。