ハードコンタクトのBC値「805」ってどういう意味？ 8.0と8.1、どっちを選べばいいの？

処方箋のBC値に「805」と記載されていたとのこと、ご心配ですね！結論から言うと、これは「8.05」が正しい表記です。ミリメートル単位で表すBC（ベースカーブ）において、小数点以下の「0」は省略されることが一般的で、処方箋でも同様の表記が用いられるケースが多いのです。

では、BC8.05のレンズを選ぶ際に、BC8.0とBC8.1、どちらを選ぶべきか？これが悩ましいところですよね。実は、この選択は非常に重要で、目の健康に直結します。

BC値とは？なぜ正確な数値が大切なのか

BC値（ベースカーブ）とは、コンタクトレンズのカーブの曲率を表す数値です。簡単に言うと、レンズの「丸さ」です。この数値が目のカーブ（角膜の曲率）と合っていないと、レンズがうまくフィットせず、様々な不快感やリスクにつながります。

例えば、BC値が小さすぎるとレンズが眼球に強く当たってしまい、充血や痛み、酸素不足による角膜の損傷などを招く可能性があります。逆に、BC値が大きすぎるとレンズが眼球にゆるくフィットし、ずれやすく、視界のブレや異物感、レンズの脱落などを引き起こす可能性があります。

BC8.0とBC8.1、どちらを選ぶべき？

さて、あなたの処方箋はBC8.05。これはBC8.0とBC8.1のちょうど中間値です。どちらを選ぶかは、以下の点を考慮する必要があります。

* **眼科医の指示:** もし処方箋と一緒に、眼科医から具体的なアドバイスをもらっているなら、それを最優先しましょう。眼科医はあなたの目の状態を直接見て判断しているので、その意見が最も信頼できます。

* **過去の経験:** 以前、BC8.0やBC8.1のレンズを使った経験があれば、その時のフィット感や快適さを思い出してみましょう。もしどちらかのレンズで不快感を感じた経験があれば、それを避けるのが賢明です。

* **通販サイトのレビュー:** 「コンタクトレンズなび」のような通販比較サイトでは、多くのユーザーがレンズのフィット感や快適さについてレビューを投稿しています。BC8.0とBC8.1のレンズについて、レビューを参考にすると参考になるでしょう。ただし、個人の感想なので、全てを鵜呑みにせず、複数のレビューを比較検討することが重要です。

* **レンズメーカーへの問い合わせ:** どうしても決められない場合は、レンズメーカーに直接問い合わせてみるのも良い方法です。メーカーは自社製品の特性を熟知しているので、的確なアドバイスをもらえる可能性があります。

通販サイトを利用する際のポイント

「コンタクトレンズなび」のような通販サイトを利用する際は、以下の点に注意しましょう。

* **販売元の信頼性:** しっかりとした運営体制で、万が一の場合にも対応できる信頼できる業者を選びましょう。サイトの運営情報や顧客対応の評判などを確認することが重要です。
* **レンズの品質:** きちんとメーカーから仕入れた正規品を取り扱っているかを確認しましょう。偽物や期限切れのレンズを購入しないように注意が必要です。
* **価格比較:** 同じレンズでも、販売サイトによって価格が異なる場合があります。複数のサイトを比較して、最もお得なサイトを選びましょう。ただし、価格だけで判断せず、信頼性やサービスも考慮することが大切です。
* **返品・交換の条件:** 万が一、レンズに問題があった場合や、自分に合わなかった場合に、返品や交換が可能かどうかを確認しておきましょう。

実体験と他のユーザーの工夫

実は、以前「コンタクトレンズなび」に寄せられた相談で、BC値が0.1違うだけで、レンズのフィット感が大きく変わるという事例がありました。あるユーザーさんは、BC8.0だと少しキツく、BC8.1だと少し緩かったため、最終的にはBC8.05のレンズを見つけるまで、様々なレンズを試したそうです。

このように、BC値の僅かな違いでも、快適性に大きな影響を与えることがあります。焦らず、自分に合ったレンズを見つけるまで、根気強く探すことが大切です。

通販サイトをうまく活用するコツ

通販サイトをうまく活用するには、複数のサイトを比較検討し、自分の目に合ったレンズを慎重に選ぶことが重要です。レビューを参考にしたり、必要であればメーカーに問い合わせたりするなど、積極的に情報収集を行いましょう。安さだけで選ばず、信頼できる業者を選ぶことも大切です。