遠近両用ハードコンタクトレンズの選び方｜デスクワーク向けに最適な度数と注意点

遠近両用ハードコンタクトレンズの導入、検討されているんですね！デスクワークで近くが見えにくいお悩み、よく分かります。私も以前、似たような経験をしましたので、お気持ちお察しします。

まず、ご自身の度数（P-1.75、ADD+2.00、乱視あり）と生活スタイル（デスクワーク中心、運転は無し）を考慮すると、遠近両用ハードコンタクトレンズは可能性としては十分ありです。ただし、いくつか重要なポイントがありますので、順を追って見ていきましょう。

現状のハードコンタクトレンズと比較して

現在、通常のハードコンタクトレンズで遠くはよく見える状態とのこと。これは遠近両用への移行において大きなメリットになります。遠くの視力は確保しつつ、近視の度数にADDを加えることで近くも見やすくなるからです。

しかし、試着では装着感しか確認できなかったとのこと。これは非常に重要なポイントです。遠近両用レンズは、通常のレンズと異なり、レンズ表面に遠近の度数変化が刻まれています。そのため、実際に装着して、遠方と近方の両方を見てみることが不可欠です。

遠近両用ハードコンタクトレンズのメリットとデメリット

• メリット：メガネ不要で、遠近両方の視界を確保できる。装着感に慣れれば、メガネのようにズレたり、曇ったりする心配がない。
• デメリット：価格が高い。通常のハードコンタクトレンズよりも慣れるまで時間がかかる可能性がある。周辺部の視界がやや歪む場合がある。すべての度数に対応しているとは限らない。

特に、周辺部の視界の歪みは、個人差が大きいです。試着だけでは分かりにくい部分なので、実際に数時間装着して、作業をしながら確認することが重要です。

通販サイト活用と注意点

「コンタクトレンズなび」のような通販比較サイトは、価格比較やレンズの種類の確認に非常に役立ちます。しかし、遠近両用ハードコンタクトレンズは、必ず眼科医の診察を受けてから購入してください。通販サイトで度数を指定して購入できますが、眼科医の判断なしに購入するのは危険です。

私の経験から言うと、通販サイトでレンズを購入する際は、レビューを参考にするのも有効です。他のユーザーの感想から、レンズの装着感や視界のクリアさ、そして何より「実際にどの程度近くが見やすくなったか」といった具体的な情報を得ることができます。

具体的なアドバイス：段階的な導入を

いきなり遠近両用ハードコンタクトレンズに切り替えるのではなく、段階的に導入することをおすすめします。

1. **眼科医の診察:** まず、眼科医に相談し、ご自身の度数に合ったレンズを選択してもらいましょう。乱視の度合いによっては、遠近両用レンズが適さない場合もあります。
2. **お試し期間:** 眼科で処方されたレンズを数日間、普段の生活で使用してみましょう。デスクワークだけでなく、少し離れた場所を見る作業も試してみてください。
3. **比較検討:** 数日間の使用で、快適性や視界のクリアさを確認します。メガネとの比較も忘れずに。
4. **通販サイト活用:** 眼科医の指示と、数日間の使用感に基づいて、通販サイトで価格などを比較検討します。

他のユーザーの工夫としては、「最初は1日数時間だけ使用し、徐々に使用時間を延ばす」という方法があります。これは、レンズへの慣れをスムーズにするのに効果的です。

通販サイトをうまく活用するコツ

通販サイトを利用する際は、価格だけでなく、レンズの品質、配送スピード、返品・交換の対応なども確認しましょう。また、不明な点があれば、カスタマーサポートに問い合わせるのも有効です。

安心して選べるポイント

信頼できる眼科医の診察と、通販サイトのレビューを参考に、じっくりとレンズを選びましょう。焦らず、自分に合ったレンズを見つけることが大切です。