週1～2回しか使わない1日使い捨てコンタクト…塩漬け保存は大丈夫？

結論から言うと、1日使い捨てコンタクトレンズを塩漬けにして再利用するのは、絶対にやめてください！ どんなに濃い塩水につけたとしても、安全ではありません。

せっかく「コンタクトレンズなび」をご覧いただいているのですから、正しい知識で安全にコンタクトレンズと付き合っていきましょう。

なぜ塩漬け保存は危険なのか？

1日使い捨てコンタクトレンズは、その名の通り、1日1枚使い捨てが基本です。これは、レンズの素材や製造工程、そして何より衛生面を考慮した設計だからです。

いくら塩水に漬けていても、レンズ表面には目に見えない細菌やウイルス、タンパク質などの汚れが付着しています。塩分濃度が高いと細菌の増殖は抑制されますが、完全に殺菌できるわけではありません。水道水ですすいだとしても、これらの汚れが完全に除去できるとは限りません。

想像してみてください。数時間、あなたの目に触れたレンズが、塩水の中で「一時避難」しただけで、本当に清潔になるでしょうか？ 目には見えない微生物たちが、静かに潜んでいるかもしれません。

再利用によって、角膜炎などの深刻な眼病を引き起こすリスクが大幅に高まります。数時間使っただけのレンズとはいえ、使い捨てのルールを守ることが、あなたの目の健康を守る上で最も重要なのです。

もったいない気持ち、よく分かります！でも…

「数時間しか使わないのに捨てるのはもったいない…」という気持ち、よく分かります。私も以前はそう思っていました。しかし、目の健康を考えれば、このわずかなコストを惜しむべきではありません。

実際、当サイトのユーザーアンケートでも、「もったいないから使い回しをしていたが、眼科医に注意された」という声が多く寄せられています。 目の健康は、どんなに良いコンタクトレンズを使っても、使い方次第で大きく左右されます。

1日使い捨てコンタクトレンズを賢く使う方法

では、どうすれば「もったいない」という気持ちを解消しつつ、安全にコンタクトレンズを使えるのでしょうか？

いくつか具体的なアドバイスをさせていただきます。

1. 必要な時だけ購入する

週1～2回しか使用しないのであれば、1ヶ月分や1年分まとめて購入する必要はありません。必要な分だけ、都度購入するようにしましょう。多くの通販サイトでは、1箱単位での購入が可能です。

2. 通販サイトの比較を活用する

「コンタクトレンズなび」のような比較サイトを活用すれば、同じ商品でも価格が大きく異なることに気づくはずです。賢く比較して、コストパフォーマンスの良い商品を選びましょう。例えば、同じ度数のレンズでも、ブランドや販売サイトによって価格差が数千円あることも珍しくありません。

3. 複数枚購入の割引制度を利用する

多くの通販サイトでは、複数箱購入すると割引になる制度があります。まとめて購入することで、1枚あたりのコストを下げることができます。ただし、必要以上の購入は避け、消費期限内に使い切るようにしましょう。

4. メガネとの併用をスムーズにする

スポーツの習い事の時だけコンタクトレンズを使うとのことですので、普段はメガネを快適に使用できるように心がけましょう。メガネの度数やフレームの調整など、眼科医や眼鏡店に相談してみるのも良いかもしれません。

通販サイトをうまく活用するコツ

通販サイトを利用する際は、以下の点に注意しましょう。

* 信頼できるサイトを選ぶ：実績があり、ユーザーレビューが多いサイトを選びましょう。
* 価格だけでなく、送料や手数料も確認する：一見安いサイトでも、送料や手数料が高額な場合があります。
* 個人情報の取り扱いについて確認する：プライバシーポリシーをよく読んでから利用しましょう。
* 購入前に必ず度数を再確認する：間違った度数のレンズを購入しないよう、注意しましょう。

目の健康は、何よりも大切です。少しでも不安を感じたら、眼科医に相談することをおすすめします。 「もったいない」という気持ちも大切ですが、それ以上に大切なのは、あなたの目の健康です。