メガネを作ったのに、レンズの厚さにがっかり…お気持ち、痛いほど分かります！ 非球面レンズを選んだのに、想像以上に厚くなってしまったんですね。 せっかく高いお金を払ったのに、と考えると、本当に残念ですよね。

でも、ちょっと待ってください！ 必ずしも「どこのお店で作っても同じ」とは限りません。 レンズの厚さは、いくつかの要素が複雑に絡み合っているんです。 今回は、その原因と、次回メガネを作る際のポイントを一緒に考えていきましょう。

レンズの厚さに影響する要素

レンズの厚さは、大きく分けて以下の３つの要素で決まります。

• 屈折率：これはレンズの素材の性質で、数値が高いほど薄くできます。 高い屈折率のレンズは、一般的に価格も高くなります。
• 度数：これはあなたの視力の悪さ（近視や遠視の度数）を表します。 度数が強いほど、レンズは厚くなります。これは避けられない部分も大きいです。
• レンズデザイン：非球面レンズは球面レンズに比べて薄くできますが、それでも度数が高いと限界があります。 さらに、フレームの形状やサイズによっても影響を受けます。 例えば、小さいフレームだとレンズのカーブが大きくなり、厚くなりやすいです。

あなたのケースでは、非球面レンズを選んだにも関わらず厚くなってしまったということは、度数が強く、フレームのサイズが小さかったり、比較的屈折率の低いレンズを選んでしまった可能性があります。

屈折率について、もう少し詳しく

屈折率は1.50、1.60、1.67、1.74など、いくつかの種類があります。数値が高いほど薄く、軽く、そして高価になります。 1.50は標準的な屈折率で、価格が比較的安価です。 しかし、度数が強いと厚くなってしまうため、高屈折率レンズを選ぶことが薄くする近道になります。

例えば、私が過去に接したお客様の中には、1.74という非常に高い屈折率のレンズを選んで、驚くほど薄いメガネを作られた方がいました。 その方は度数が非常に強かったのですが、レンズの厚さを極力抑えたかったため、高価なレンズを選ばれたのです。

次回メガネを作る際のアドバイス

では、次回メガネを作る際に、レンズを薄くするための具体的なアドバイスを３点ご紹介します。

1. 高屈折率レンズを検討する： 予算と相談しながら、1.60以上、できれば1.74などの高屈折率レンズを選択肢に入れてみましょう。 確かに価格は上がりますが、レンズの薄さというメリットは大きいです。 「コンタクトレンズなび」でも、レンズ素材に関する情報を掲載しているので、参考にしてみてください。
2. フレームを選ぶ際に注意する： フレームのサイズが大きい方が、レンズのカーブが小さくなり、薄く仕上がります。 ただし、顔の大きさやバランスなども考慮して、自分に合ったフレームを選びましょう。 お店の人に相談しながら、いくつか試着してみることをお勧めします。 大きめのフレームは、レンズの厚さを目立たなくする効果もありますよ。
3. 複数の眼鏡店で比較検討する： 複数の眼鏡店で、同じ度数、同じレンズ素材、同じフレームサイズでレンズの厚さを比較してみるのも良い方法です。 お店によって、レンズの加工技術や使用するレンズの種類が異なるため、仕上がりに差が出る場合があります。 「コンタクトレンズなび」のような比較サイトを活用して、事前に情報収集しておくと便利です。

また、レンズの厚さだけでなく、レンズの材質も重要です。 プラスチックレンズは比較的軽く、割れにくいですが、傷つきやすいというデメリットがあります。 一方、ガラスレンズは傷つきにくく、透明度が高いですが、重く割れやすいです。 自分のライフスタイルに合った材質を選ぶようにしましょう。

通販サイトをうまく活用するコツ

メガネの購入を検討する際に、通販サイトを利用するのも一つの方法です。 通販サイトでは、様々なブランドやレンズの種類を比較検討することができます。 ただし、実際に試着できないため、サイズ感やデザインがイメージと異なる可能性がある点には注意が必要です。 レビューや口コミなどを参考に、慎重に選びましょう。 また、返品・交換の条件なども確認しておきましょう。

安心して選べるポイント

通販サイトを選ぶ際には、以下の点をチェックしましょう。

* 信頼できる運営会社であるか： 会社概要や連絡先などが明確に記載されているかを確認しましょう。
* 顧客レビューが多いか： 多くのレビューがあることで、商品の品質やサービスの信頼性を確認できます。
* 返品・交換の制度が整っているか： 万が一、商品に問題があった場合に備え、返品・交換の制度を確認しておきましょう。

今回の経験を活かして、次回こそは理想のメガネを手に入れてくださいね！ 諦めないで、自分に合ったメガネを見つけてください！