花粉症とコンタクトで巨大乳頭結膜炎!? 応急処置と眼科受診までの対処法

花粉症の時期、コンタクトレンズユーザーにとって辛いのは、かゆみと充血ですよね。目を擦ってしまうと、さらに症状が悪化することも…。そして、今回のように「巨大乳頭結膜炎」という可能性も出てきます。ご心配ですね。明日眼科を受診予定とのことですが、それまでの応急処置について、詳しくご説明します。

巨大乳頭結膜炎とは？

巨大乳頭結膜炎は、コンタクトレンズの装用やアレルギーなどによって、上まぶたの裏側にある結膜（眼球を覆う膜）に炎症が起こる病気です。 ご自身で「おできのようなもの」と気づかれたのは、まさにこの炎症が原因でできた「乳頭」です。 これは、コンタクトレンズの摩擦や、花粉などによるアレルギー反応が慢性化することで大きくなってしまうのです。 症状としては、コンタクトレンズの装用感が悪くなったり、目がゴロゴロしたり、充血したりします。 場合によっては、視力にも影響が出る可能性があります。

持っている目薬の使用について

さて、お持ちの目薬についてですが、ご自身で判断して使用するのは、少し危険です。特にリンデロンA液はステロイド剤が含まれており、自己判断での使用は感染症を悪化させる可能性があります。 眼科医の診察なしに、安易にステロイド系の目薬を使うのは避けてください。

クラビット点眼液0.5％は細菌感染症に効果のある抗生物質点眼薬です。巨大乳頭結膜炎の原因が細菌感染によるものなら効果がある可能性がありますが、アレルギーやコンタクトレンズの摩擦が原因の場合は効果がありません。 また、フラビタン点眼液やリノロサールも、今回の症状に直接効果があるとは限りません。

眼科受診までの応急処置

眼科に行くまでの間は、以下のことを心がけてください。

* **コンタクトレンズの装用は中止:** これが一番重要です。 炎症を悪化させる原因になりますので、メガネを使用するか、コンタクトレンズを完全に外しましょう。
* **目を擦らない:** これは言うまでもありませんが、かゆいからといって目を擦ると、炎症がさらに悪化します。 どうしてもかゆい場合は、冷湿布などで冷やすと少し楽になります。
* **清潔なタオルで目を優しく拭く:** 目を擦る代わりに、清潔なタオルで優しく拭いて、分泌物を除去しましょう。
* **市販の目薬は慎重に:** ドライアイ用の目薬は、一時的に症状を和らげる効果があるかもしれませんが、根本的な治療にはなりません。 成分表示をよく確認し、防腐剤無添加のものを選ぶと良いでしょう。 花粉症対策の目薬も同様です。
* **休息を十分にとる:** 睡眠不足や疲労は、目の状態を悪化させることがあります。 十分な睡眠を取り、体を休ませましょう。

他のユーザーの工夫

コンタクトレンズなびには、多くのユーザーから様々な情報が寄せられます。 過去には、巨大乳頭結膜炎で悩んでいたユーザーが、「一日中コンタクトレンズを外して、冷却パックを15分間隔で当てていたら、少し症状が落ち着いた」という報告がありました。 これはあくまで一例ですが、参考にしてみてください。

通販サイトをうまく活用するコツ

コンタクトレンズの通販サイトを利用する際は、信頼できるサイトを選ぶことが大切です。 コンタクトレンズは、目の健康に直結するものですから、安さだけで選ぶのは危険です。 サイトの評判や、取り扱いメーカーの信頼性などを確認しましょう。 また、定期購入などを利用する際は、解約条件などをしっかり確認しておくことも重要です。

安心して選べるポイント

コンタクトレンズ通販サイトを選ぶ際は、以下の点をチェックしてみてください。

* **販売元が明確で、連絡先がしっかり記載されているか**
* **商品の品質保証や返品交換の制度があるか**
* **カスタマーサポートが充実しているか**
* **個人情報の取り扱いが適切か**

今回の症状は、放置すると視力障害につながる可能性もあります。 眼科での診察を必ず受けて、適切な治療を受けてください。 そして、コンタクトレンズの装用方法や、目のケアについて、医師からアドバイスを受けることをお勧めします。 ご自身の目の健康を守るため、適切なケアを心がけてくださいね。