緑内障の目薬「チモプトール」とコンタクトレンズの上からの点眼…大丈夫？

コンタクトレンズユーザーで緑内障の治療中の方、あるいはこれから治療を始めようと考えている方にとって、目薬の刺激やコンタクトレンズとの併用は大きな関心事ですよね。ご心配な気持ち、よく分かります！ 「コンタクトレンズなび」では、皆様の安心安全なコンタクトレンズライフをサポートするために、日々情報を発信しています。今回のご質問にも、丁寧に答えていきたいと思います。

チモプトールは目にしみる？

まず、チモプトールですが、個人差はありますが、多くの場合、点眼時に多少のしみる感じはあります。 「チクッとする」「ヒリヒリする」といった表現をする方が多いようです。 これはチモプトールに含まれる成分が、目の粘膜を刺激するためです。 しかし、激痛を伴うような強い刺激を感じることは少ないとされています。

しみにくくする方法としては、点眼する前に、目を温めて涙の分泌を促す、点眼後、軽く目を閉じ、指で目頭を押さえて薬液が涙管に流れ込むのを防ぐといった工夫が有効です。 また、点眼液の温度を体温に近づけておくのも効果的です。冷蔵庫から出したばかりの冷たい目薬は、特に刺激を感じやすいです。

ちなみに、当サイトで過去に行ったユーザーアンケートでは、「チモプトールは少ししみるけど、慣れれば大丈夫だった」という意見が多数を占めていました。 最初は少し抵抗があるかもしれませんが、継続して使用していくうちに、しみにくくなる方も多いようです。

コンタクトレンズの上から点眼…大丈夫？

次に、ベガモックスとブロナックをコンタクトレンズの上から点眼し、20分放置してしまった件ですが…これは、あまりお勧めできません。

ベガモックスは抗生物質、ブロナックはステロイド系の抗炎症薬です。これらは、コンタクトレンズを通して点眼すると、薬液がレンズに付着し、レンズと目の間に薬液が滞留する可能性があります。 20分もの間放置していたとなると、レンズと目の間に薬液が溜まり、細菌の繁殖や酸素不足による角膜へのダメージといったリスクが高まります。

幸い、今のところ具体的な症状が出ていないとのことですが、念のため、コンタクトレンズはすぐに外して廃棄し、新しいレンズを使用してください。 そして、目を清潔に洗い、様子を見てください。 もし、充血、痛み、視力低下などの症状が現れた場合は、すぐに眼科を受診することを強くお勧めします。

コンタクトレンズと目薬の併用における注意点

今回の経験を踏まえ、コンタクトレンズと目薬の併用における注意点をまとめます。

* 点眼薬の種類を確認する： コンタクトレンズを装着したまま点眼できる目薬と、そうでない目薬があります。 使用前に必ず説明書をよく読んで確認しましょう。
* 点眼前にレンズを清潔にする： レンズに汚れが付着していると、薬液の効果が阻害される可能性があります。 点眼する前に、レンズを洗浄液でしっかり洗浄しましょう。
* 点眼後は目をよく閉じる： 薬液が流れ出てしまうのを防ぎ、効果を高めることができます。
* 点眼後、数分はコンタクトレンズをつけたままにする： 薬液が十分に眼球に作用する時間を確保しましょう。ただし、長時間放置するのは避けましょう。
* 目薬の種類とコンタクトレンズの素材の適合性： 一部の目薬は、コンタクトレンズの素材と反応してレンズを傷める可能性があります。 眼科医に相談することをお勧めします。

通販サイトをうまく活用するコツ

コンタクトレンズの購入は、通販サイトを利用する方が便利で経済的な場合が多いです。 当サイト「コンタクトレンズなび」では、様々な通販サイトを比較・検討できるよう、情報を提供しています。 安心して通販を利用するためには、販売元の信頼性、価格の妥当性、返品・交換の対応などをしっかり確認することが大切です。 また、ユーザーレビューも参考にすることで、より安心できる選択ができるでしょう。

今回の経験を教訓に、より安全にコンタクトレンズと目薬を併用し、快適な視生活を送ってください。 何かご不明な点があれば、お気軽に当サイトをご利用ください。