眼鏡をかけると物が丸く見える！度数とレンズ、何が原因？

眼鏡を作り替えて、物が丸く見える…それは確かに不安になりますよね！ご心配お察しします。10年以上前の眼鏡と今回の眼鏡では度数に違いがあり、さらにレンズの種類も違うようですので、一つずつ確認していきましょう。

度数の違いと視力変化

まず、5年前の眼鏡の度数がコンタクトレンズとほぼ同じだったのに対し、10年前の眼鏡は度数が弱く、乱視も入っていなかったとのこと。これは、あなたの視力が時間とともに変化してきたことを示しています。年齢を重ねるにつれて、近視や乱視が進むことはよくあることです。特に、10年前の眼鏡は長期間使用していたため、現在の視力に合っていないのは当然と言えるでしょう。

今回の眼鏡の度数は、現在のコンタクトレンズの度数よりもさらに強い近視になっていますね。これは、眼鏡とコンタクトレンズでは、レンズの形状や装着位置が異なるため、同じ視力矯正効果を得るための度数が微妙に異なることがあるからです。眼鏡は目の前、コンタクトは目の表面に直接装着されるため、その影響で度数に差が生じるのです。

レンズの種類と「丸く見える」原因

「SOLA RADIUS 1.67ASUV」というレンズは、薄型非球面レンズの一種です。薄型レンズは、厚みを抑えるためにレンズのカーブが強くなります。このカーブが強すぎることで、周辺部の歪みが大きくなり、物が丸く見える、または歪んで見えるという現象が起こることがあります。特に、乱視の度数が強い場合、この歪みは顕著になる傾向があります。

眼鏡市場の担当者から「乱視の度数が強いので、ある程度は仕方のないこと」と言われたとのことですが、これは半分正解、半分不正解です。乱視の度数が強いと、レンズの歪みは避けられない部分がありますが、それが「物が丸く見える」レベルまで顕著な場合は、レンズの設計や加工に問題がある可能性も否定できません。

「丸く見える」は不良品？それとも仕様？

結論から言うと、必ずしも不良品とは断言できませんが、「許容範囲を超えている可能性が高い」と言えます。薄型レンズの特性上、ある程度の歪みは発生しますが、日常生活に支障をきたすほどの歪みは、不良品とみなされるケースも少なくありません。

「ある程度は仕方のないこと」と片付けてしまうのは、少し乱暴な対応かもしれません。お客様であるあなたが、快適に眼鏡を使えることが最優先です。

具体的なアドバイスと明日からの工夫

明日、眼鏡市場に再度相談に行く前に、以下の点を準備しておきましょう。

1. **具体的な症状を伝える:** 「物が丸く見える」だけでなく、「どの程度丸く見えるのか」「どの角度で見た時に特に気になるのか」「どのくらいの距離の物を見るときに気になるのか」などを具体的に説明しましょう。写真や動画を撮って提示できれば、より効果的です。
2. **他の眼鏡との比較:** 5年前に購入した眼鏡を持参し、今回の眼鏡と比較してみましょう。度数の違いだけでなく、レンズの歪みの違いを明確に示すことができます。
3. **交換・調整の可能性を確認:** レンズの交換や、フレームの調整によって改善できる可能性があるか確認しましょう。レンズの種類を変える（例えば、より高価なレンズで歪みの少ないもの）ことも検討できます。
4. **他のレンズを試着してみる:** 可能であれば、他のレンズを試着して、見え方の違いを確認してみましょう。

通販サイトならではの視点

コンタクトレンズ通販サイトを運営する立場から見ると、眼鏡選びもコンタクトレンズ選びと同様に、「自分に合った製品を選ぶ」ことが非常に重要です。今回のケースでは、お店でレンズの説明が十分になされていなかった点が問題です。通販サイトでは、レンズのスペックや特徴が詳細に記載されていることが多く、比較検討しやすいというメリットがあります。

通販サイトをうまく活用するコツ

眼鏡の購入を検討する際には、通販サイトでレンズの種類や特徴を事前に調べておくことをおすすめします。様々なレンズのスペックを比較することで、自分に合ったレンズを選ぶことができます。また、レビューなども参考にすると良いでしょう。

安心して選べるポイント

信頼できる眼鏡店を選ぶことが大切です。専門家のアドバイスを受けながら、じっくりと時間をかけて眼鏡を選びましょう。そして、購入後も何か問題があれば、すぐに相談できる体制が整っているお店を選ぶことが安心につながります。