水道水で目を洗った後の目薬の使いすぎ…大丈夫？ホウ酸の毒性と目薬の悪影響

水道水で目を洗う習慣と、それに伴う人工涙液の大量使用…そして、ホウ酸への不安。お気持ち、よく分かります。コンタクトレンズの通販サイトを運営している私自身も、目の健康には人一倍気を遣っていますから。今回は、あなたの不安を解消し、安全な目薬の使い方について詳しく解説していきますね。

ホウ酸の毒性と人工涙液の安全性

まず、ホウ酸について。確かに、ホウ酸は毒性があるとされていますが、人工涙液に含まれる量は非常に微量です。通常使用量であれば、健康に影響を及ぼすようなことはありません。あなたが心配されているように、1日に何本も使用するのは、やはり避けた方が良いでしょう。

しかし、「1～2本も使って洗い流す」という状況は、少し危険信号かもしれません。頻繁に水道水で目を洗うこと自体、目の粘膜を刺激し、乾燥や炎症を引き起こす可能性があります。水道水には雑菌が含まれている可能性もあるため、眼病のリスクを高める可能性も否定できません。

• 水道水での洗眼は控えましょう。どうしても必要な場合は、滅菌された生理食塩水を使用することをお勧めします。
• 人工涙液は、あくまで涙の補助です。大量に使用することで、かえって目の状態が悪化する可能性があります。必要以上に使用しないようにしましょう。
• 防腐剤無添加の人工涙液を選ぶことは良い選択です。しかし、防腐剤無添加だからといって、無制限に使用して良いわけではありません。

目薬の使いすぎによる悪影響

目薬の使いすぎは、様々な悪影響を及ぼします。

1. 薬物依存

特に、フルメトロンのようなステロイド系の目薬は、使いすぎると薬物依存を起こし、症状が悪化したり、点眼を中止した際にリバウンド現象が起こる可能性があります。

2. 眼圧上昇

一部の目薬は、眼圧を上昇させる可能性があります。緑内障の悪化につながる可能性もあるため、注意が必要です。

3. アレルギー反応

目薬の成分に対してアレルギー反応を起こす可能性もあります。かゆみ、充血、腫れなどの症状が現れたら、すぐに使用を中止し、眼科医に相談しましょう。

4. 角膜障害

保存料など、目薬に含まれる成分が角膜を傷つける可能性もあります。

5. その他

その他、結膜の炎症や充血、視力低下などの症状が現れる可能性があります。

あなたの状況と具体的なアドバイス

あなたは結膜炎とドライアイの治療でヒアレインとフルメトロンを使用されているとのこと。これは、医師の指示のもとで使用しているものと推測しますが、自己判断で増減したり、他の目薬と併用する際は、必ず医師または薬剤師にご相談ください。

水道水での洗眼をやめ、人工涙液の使用量を減らすことを目標にしましょう。

• 洗眼が必要な場合は、生理食塩水を使用する。ドラッグストアで購入できます。
• 人工涙液の使用回数を減らす工夫をする。例えば、目の乾燥が気になる時は、こまめにまばたきをする、加湿器を使用するなど。
• 目の状態を記録する。いつ、どんな症状が出て、どの目薬を使ったかなどを記録することで、自分の目の状態を把握しやすくなります。
• 定期的に眼科を受診する。目の状態を専門医に診てもらうことで、適切な治療やアドバイスを受けることができます。

他のユーザーさんの中には、目薬の代わりに温湿布で目を温めたり、パソコン作業中はこまめな休憩を挟むなど、工夫されている方もいます。目の状態に合わせて、自分に合った方法を見つけることが大切です。

通販サイトをうまく活用するコツ

コンタクトレンズの通販サイトでは、様々な種類の目薬を取り扱っています。価格や成分、口コミなどを比較して、自分に合った目薬を選ぶことができます。しかし、あくまで通販サイトの情報は参考程度に留め、医師や薬剤師の指示を優先しましょう。

安心して選べるポイント

信頼できる通販サイトを選ぶためには、サイトの安全性やプライバシーポリシーを確認することが大切です。また、商品の品質や配送状況についても確認しておきましょう。