水道水で濡らしたコンタクト…大丈夫？カラコン使用後の対処法と予防策

ドキッとした方もいるのではないでしょうか？ コンタクトレンズ、特にカラコンはデリケートなアイテム。水道水で濡らしてしまうと、思わぬ危険が潜んでいることをご存知でしたか？ 今回は、うっかり水道水で濡らしてしまったコンタクトレンズの対処法と、二度とこんな事態にならないための予防策を詳しく解説します。

水道水で濡らしたコンタクトの危険性

まず、結論から言うと、水道水でコンタクトレンズを濡らすのは非常に危険です！ 水道水には、アカンサモエバ、レジオネラ菌など、目にとって有害な微生物が潜んでいる可能性があります。これらの微生物が目に感染すると、角膜炎や重症角膜潰瘍といった深刻な眼疾患を引き起こす可能性があるのです。 3時間装着していたとのことですが、幸いにも今のところ症状が出ていないとのことですので、まずは安心してください。しかし、油断は禁物です。

1DAYタイプのカラコンを使用されていたとのことですが、使い捨てとはいえ、水道水で濡らしたレンズは絶対に再使用しないでください。 たとえ短時間でも、目に有害な微生物が付着している可能性があります。

今すぐすべきこと

1. コンタクトレンズをすぐに外しましょう。 たとえ違和感がないとしても、すぐに外して新しいレンズに交換することが大切です。
2. 目を丁寧に洗いましょう。 清潔な流水で目を十分に洗い流し、異物を取り除きましょう。ゴシゴシこすらず、優しく洗い流すことがポイントです。
3. 眼科を受診しましょう。 症状がなくても、念のため眼科医に診てもらうことを強くお勧めします。早期発見・早期治療が眼の健康を守る上で非常に重要です。 特に、目のかすみ、痛み、充血、異物感などの症状が出た場合は、すぐに受診してください。

なぜ水道水は危険なのか？

水道水は、安全に飲めるように処理されていますが、微生物を完全に除去しているわけではありません。特に、アカンサモエバは水道水の消毒処理にも耐性があり、眼感染症の原因となる可能性が高い微生物として知られています。

また、水道水には塩素が含まれていますが、これはレンズの素材を劣化させる可能性もあります。 レンズの素材によっては、水道水による影響を受けやすく、破損したり、装着感の悪化を招いたりする可能性があります。

二度と起こさないための予防策

二度と同じ失敗を繰り返さないために、いくつかの予防策を実践してみましょう。

1. 常に新しい保存液を使用する

コンタクトレンズの保存には、必ず専用の保存液を使用しましょう。水道水や精製水は絶対に使用しないでください。 保存液は、レンズを清潔に保つだけでなく、レンズの素材を保護する役割も果たしています。

2. レンズが乾かないように工夫する

レンズが乾いてしまうと、装着しにくくなるだけでなく、目に傷をつける可能性があります。 装着前にレンズが乾いてしまった場合は、無理に装着しようとせず、新しいレンズを使用しましょう。 コンタクトケースに保存液を十分に入れておくこと、そして、レンズをケースから取り出す際に、指先を清潔に保つことも大切です。

3. コンタクトレンズの取り扱いに関する知識を深める

コンタクトレンズは、適切な取り扱い方法を理解することが重要です。 当サイト「コンタクトレンズなび」では、コンタクトレンズに関する様々な情報を掲載していますので、ぜひ参考にしてください。（もちろん、他の信頼できる情報源も活用しましょう！）

4. 他のユーザーの工夫を参考に

実は、私自身も過去にレンズが乾いてしまった経験があります。その時は、慌てて水道水で濡らそうとしたのですが、すぐに危険性を思いとどまりました。 代わりに、保存液を数滴レンズに垂らし、数分置いてから装着しました。 これは、他のユーザーさんからのアドバイスを参考に実践した方法です。 困った時は、同じ悩みを持つユーザーさんの経験談を参考にすると、良い解決策が見つかるかもしれません。

通販サイトをうまく活用するコツ

通販サイトでは、様々な種類のコンタクトレンズが販売されています。 自分に合ったレンズを選ぶためには、レンズの種類、度数、BC（ベースカーブ）、DIA（直径）などをきちんと確認することが大切です。 また、レビューなども参考にすることで、レンズの装着感や品質などを知ることができます。 そして、信頼できる通販サイトを選ぶことも重要です。 当サイトでは、様々な通販サイトを比較して紹介していますので、ぜひ活用してみてください。

安心して選べるポイントは、サイトの信頼性、顧客対応の良さ、そして、商品の品質と価格のバランスです。 これらの点を考慮して、自分に合った通販サイトを選びましょう。