新品コンタクトレンズの汚れ…大丈夫？エアオプティクス乱視用と洗浄液の選び方

コンタクトレンズ歴5年、エアオプティクス乱視用ユーザーの方からのご相談ですね。新品のレンズに汚れのようなものが付着している…確かに気になりますよね！ご安心ください。実は、これは決して珍しいことではありません。私もコンタクトレンズ通販比較サイトを運営する中で、多くのユーザー様から同様のご相談を受けてきました。

コンタクトレンズの「汚れ」正体とは？

まず、ご質問にある「汚れ」についてですが、これはレンズの製造工程で付着する微細なタンパク質や製造過程で発生するごく微量の異物、あるいはレンズ素材自体に含まれる成分が結晶化したものなどが考えられます。肉眼で見えるレベルの汚れは、確かに気持ちの良いものではありませんが、必ずしも「不純物」や「不良品」を意味するわけではありません。

多くの場合、これらの「汚れ」はレンズの機能に大きな影響を与えるものではありません。しかし、ご指摘の通り、装着時にゴロゴロしたり、目がしみたりする場合は、洗浄してから装着することをお勧めします。

新品レンズの洗浄方法

ご自身で洗浄液を使ってレンズを洗ってから装着されているとのこと、これはとても賢明な対処法です！ 多くのユーザー様も、新品レンズは念のため洗浄してから使用しています。

洗浄方法は、ご使用の洗浄液の説明書をよく読んで、正しく行ってください。一般的には、以下の手順になります。

1. **洗浄液を適量手のひらに取る:** レンズケースに直接入れるのではなく、手のひらでしっかり洗浄するのがポイントです。
2. **レンズを洗浄液の中に入れ、優しくこすり洗いする:** ゴシゴシこすりすぎるとレンズに傷がつく可能性があるので、優しく丁寧に洗いましょう。
3. **十分にすすぐ:** 洗浄液が残らないように、流水で十分にすすぎます。
4. **レンズケースに保存液を入れ、レンズを保存する:** 使用済みの保存液は必ず捨てて、新しい保存液を使用しましょう。

洗浄液の選び方

洗浄液にも様々な種類があります。自分に合った洗浄液を選ぶことも大切です。

* **多機能タイプ:** 洗浄、すすぎ、消毒、保存が一つの液でできるタイプ。手軽で便利ですが、洗浄力が弱い場合もあります。
* **酵素洗浄タイプ:** タンパク質汚れに強い洗浄力を持つタイプ。定期的に使用することで、レンズの汚れをしっかり落とせます。
* **過酸化水素タイプ:** 消毒効果が高いタイプ。洗浄力は高いですが、中和が必要なため、手順が少し複雑です。

ご自身の目の状態や使用感に合わせて、最適な洗浄液を選んでみてください。 もし、洗浄液を変えても症状が改善しない場合は、眼科医に相談することをお勧めします。

通販サイトでの購入時のポイント

通販サイトでコンタクトレンズを購入する際には、以下の点に注意しましょう。

* **販売元の信頼性:** きちんと認可を受けている販売元であることを確認しましょう。「コンタクトレンズなび」のような比較サイトを活用して、信頼できる販売元を選び出すのも良い方法です。
* **レンズの製造年月日:** 製造年月日が新しいレンズを選ぶようにしましょう。古いレンズは、保存状態が悪かったり、劣化している可能性があります。
* **返品・交換の対応:** 万が一、不良品だった場合の返品・交換の対応がしっかりしている販売元を選ぶことが重要です。

他のユーザーの工夫

実は、私のサイトにも「新品レンズの汚れが気になる」という相談が寄せられます。中には、新品のレンズを一度、生理食塩水で軽くすすいでから使用するというユーザーさんもいます。生理食塩水は、眼科でも使用されているので、比較的安心して使用できます。ただし、生理食塩水だけでは洗浄・消毒効果は期待できないので、あくまで予備洗浄として考えてください。

まとめ：通販サイトをうまく活用するコツ

通販サイトは便利ですが、適切な知識と注意が必要です。信頼できる販売元を選び、レンズの状態を確認し、必要に応じて洗浄するなど、適切なケアを心がけましょう。 そして、何か気になることがあれば、すぐに眼科医に相談することが大切です。 眼の健康は、何よりも優先すべき事項です。