コンタクトレンズ、度数が合っているのにズレる…これは、実はよくあるお悩みなんです。 レンズの「度数」だけでなく、他にも重要な要素があることをご存知でしょうか？ 今回は、ワンデーアキュビューディファインを例に、ズレの原因と解決策を詳しく解説していきます。

レンズのズレの原因を探る！

コンタクトレンズがズレる原因は、大きく分けて以下の３つが考えられます。

1. ベースカーブ（BC）が合っていない

ベースカーブ（BC）とは、レンズの裏側のカーブの強さを表す数値です。 この数値があなたの眼球のカーブと合っていないと、レンズがうまくフィットせず、ズレやすくなります。 今回のケースでは、BC8.5のレンズを使用されていますが、これがあなたの眼球のカーブと合っていない可能性が高いです。 昔作ったレンズのBCが分からず比較できないのが残念ですが、眼球のカーブは年齢や生活習慣によって変化することがあります。

具体的なアドバイス： 眼科医に、BCの再検査を依頼してみましょう。 もしかしたら、わずかな違いでズレが生じているかもしれません。 BCを0.1mm単位で調整することで、フィット感が大きく変わることもありますよ。 「以前は問題なかったのに…」と遠慮せずに、きちんと相談することが大切です。 多くの眼科医は、患者さんの快適なコンタクトレンズ使用を第一に考えていますから。

2. レンズの直径（DIA）が合っていない

レンズの直径（DIA）も、フィット感に大きく影響します。 DIAが大きすぎると、レンズが白目にかぶさり、ズレやすくなります。 逆に小さすぎると、眼球にしっかりフィットせず、これもズレの原因になります。 ワンデーアキュビューディファインのDIAは14.0mmですが、これがあなたの眼球に適したサイズかどうか、再確認が必要です。

具体的なアドバイス： 眼科医にDIAの適正サイズについて相談してみましょう。 場合によっては、DIAの異なるレンズを試してみるのも良いかもしれません。 通販サイトでは、様々なDIAのレンズを取り扱っていますので、眼科医の指示に基づいて、自分に合ったサイズを探してみるのも一つの方法です。 ただし、必ず眼科医の処方箋に基づいて購入するようにしてくださいね。

3. レンズの装着方法、取り扱い

レンズの装着方法や取り扱いも、ズレに繋がることがあります。 例えば、レンズを指先にしっかり乗せていない、または、レンズを装着する際に目をしっかり開いていないなど。 また、レンズが乾燥しすぎている場合も、ズレやすくなります。

具体的なアドバイス： 眼科医やコンタクトレンズ販売員に、正しい装着方法や取り扱い方を丁寧に教えてもらいましょう。 動画サイトなどで装着方法を確認するのもおすすめです。 また、装着液をこまめに使用し、レンズの乾燥を防ぐことも大切です。 特に乾燥しやすい環境にいる方は、保湿効果の高い装着液を選ぶと良いでしょう。 他のユーザーさんの工夫としては、装着前に目薬をさすことで、レンズの滑りを良くする、という方法もあります。

通販サイト活用術

コンタクトレンズの通販サイトは、価格比較や豊富な品揃えが魅力です。「コンタクトレンズなび」のような比較サイトを活用すれば、自分に合ったレンズを見つけやすくなります。 しかし、通販サイトを利用する際には、以下の点に注意しましょう。

* 必ず眼科医の処方箋に基づいて購入する： これは絶対に守るべきルールです。 自己判断でレンズを購入すると、眼の健康を損なう可能性があります。
* 販売元の信頼性を確認する： 信頼できる業者から購入することが大切です。 レビューなどを参考に、安心して購入できる業者を選びましょう。
* 返品・交換の条件を確認する： 万が一、レンズに問題があった場合に備え、返品・交換の条件を確認しておきましょう。

安心して選べるポイント

コンタクトレンズ選びで迷ったら、以下の点を意識してみましょう。

* 眼科医との相談を重視する： 眼科医はあなたの目の状態を一番よく知っています。 疑問点があれば、遠慮なく相談しましょう。
* 自分のライフスタイルに合ったレンズを選ぶ： 一日中パソコンを使う方、スポーツをする方など、ライフスタイルによって最適なレンズは異なります。
* 複数のレンズを試してみる： 自分に合ったレンズを見つけるには、いくつかのレンズを試してみる必要があります。 眼科医の指導のもと、色々なレンズを試して、最適なものを探してみましょう。

通販サイトをうまく活用するには、価格だけでなく、販売元の信頼性や返品・交換の条件なども確認することが大切です。 そして何よりも、眼科医の適切なアドバイスを参考に、自分の目に合ったレンズを選ぶことが、快適なコンタクトレンズ生活を送るための第一歩です。