初めてコンタクトレンズを購入！眼科受診は必要？1年交換ソフトレンズはコスパいい？

初めてコンタクトレンズをご検討中とのこと、ワクワクしますね！でも、初めてのことで不安な気持ちもよく分かります。お母様からのお話、少し気になる点がありますね。結論から言うと、眼科での検査は必ず必要です！そして、レンズの種類や交換頻度も、あなたの目の状態やライフスタイルによって最適なものが変わってきます。一緒に確認していきましょう。

販売店での視力検査だけでは不十分な理由

お母様がお聞きになった「販売店での視力検査」は、正確な視力測定とは言い切れません。販売店では、主に視力検査とレンズのフィッティングを行います。しかし、眼科医が行う精密検査とはレベルが違います。

眼科では、視力測定だけでなく、眼圧測定、眼底検査など、目の健康状態を総合的にチェックします。これは、コンタクトレンズを使用する上で非常に重要です。なぜなら、コンタクトレンズは直接目に触れるものなので、目の状態に合っていないものを使用すると、様々なトラブルを引き起こす可能性があるからです。

例えば、強度の近視の場合、適切なレンズを選択しないと、視力矯正が不十分になったり、逆に眼に負担がかかりすぎて、視力低下や眼精疲労、ドライアイ、角膜潰瘍などのリスクが高まります。これらのリスクは、販売店での簡易検査では見逃される可能性があります。

私自身、以前お客様から「販売店で検査してコンタクトレンズを始めたけど、目が疲れる」というご相談を受けたことがあります。眼科を受診していただいた結果、乱視が発見され、適切なレンズに変更することで症状が改善した事例もありました。

1年交換ソフトレンズのコスパは？

1年交換タイプのソフトレンズは、確かに初期費用は高めですが、長期的に見るとコスパが良い場合もあります。1ヶ月交換タイプと比較すると、1回あたりのレンズ代は高くなりますが、交換の手間が少なく、管理がしやすいというメリットがあります。

しかし、これもあなたの目の状態や使用頻度によって変わってきます。例えば、毎日長時間コンタクトレンズを使用する方や、目の乾燥がしやすい方は、1ヶ月交換タイプの方が衛生的で、目の負担を軽減できるかもしれません。

強度の近視の場合、レンズの酸素透過率が高いものを選ぶことが重要です。1年交換タイプでも、酸素透過率が高いレンズは存在しますが、価格が高くなる傾向があります。

• 1ヶ月交換タイプ：費用は低め、衛生面で安心、頻繁な交換が必要
• 1年交換タイプ：初期費用は高め、交換の手間が少ない、管理がしやすい
• 2週間交換タイプ：中間の選択肢、費用と交換頻度のバランスが良い

どのタイプが最適かは、眼科医と相談して決めるのがベストです。

コンタクトレンズ選びと通販サイトの活用

コンタクトレンズの通販サイトは、価格比較や種類が豊富で便利ですが、眼科医の診察をせずに購入するのは絶対にやめましょう。通販サイトは、眼科医の処方箋に基づいてレンズを購入する場として利用するのが適切です。

眼科で検査を受け、処方箋をもらってから、通販サイトで価格や種類を比較して購入するのが賢い方法です。多くの通販サイトでは、処方箋の提出が必要になります。

具体的なアドバイス

1. まずは眼科を受診し、目の状態を詳しく検査してもらいましょう。強度の近視とのことですので、特に慎重な検査が必要です。
2. 眼科医に、あなたのライフスタイルや予算を伝え、自分に合ったレンズの種類（1ヶ月、2週間、1年など）や交換頻度を相談しましょう。
3. 眼科医から処方箋をもらったら、複数の通販サイトで価格を比較し、信頼できるサイトを選びましょう。
4. レンズが届いたら、使用方法をよく確認し、正しく装着・取り扱いを行いましょう。
5. 少しでも違和感を感じたら、すぐに眼科を受診しましょう。

通販サイトをうまく活用するコツ

* 価格比較サイトを活用する：「コンタクトレンズなび」のような比較サイトで、価格やレンズの種類を比較しましょう。
* レビューを確認する：他のユーザーのレビューをチェックすることで、レンズの使い心地や品質について参考情報を得られます。
* 信頼できるサイトを選ぶ：実績のあるサイトを選び、個人情報の取り扱いにも注意しましょう。

安心してコンタクトレンズ生活を始められるよう、しっかりと準備を進めていきましょう。何かご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。