レーシックとコンタクト、どっちを選ぶ？角膜内皮細胞とあなたの未来

30歳、裸眼視力0.1、角膜内皮細胞数が右2400、左2200…そしてレーシック手術かコンタクトレンズか、まさに人生の岐路に立たされているんですね。 わかります、その葛藤！ 私もかつては、コンタクトレンズ選びで何時間もサイトを彷徨っていた経験がありますから（笑）。 では、あなたの疑問にお答えしていきましょう。

① レーシック手術で平均どれくらいの角膜内皮細胞が無くなるのでしょうか？

レーシック手術では、角膜を削るため、どうしても角膜内皮細胞が失われます。 平均的な減少数は、手術方法や医師の技術、そして個々の目の状態によって大きく異なります。 一概に何個減ると断言できませんが、一般的には数十個から数百個の減少が報告されています。 しかし、これはあくまで平均値。 実際には、ほとんど変化がないケースもあれば、数百個以上減少するケースもあるのです。 そのため、手術を受ける前に、担当医から具体的なリスク説明を受けることが非常に重要です。 「コンタクトなび」でも、レーシック手術に関する情報を掲載しているクリニックの情報も掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

② 術後1年、2年の減少は裸眼と同じ進行と考えていいですか？

いいえ、術後の減少は、必ずしも裸眼と同じ進行とは限りません。 手術直後は、細胞の減少が比較的大きい傾向がありますが、その後は徐々に落ち着いてきます。 しかし、個人差があり、術後数年経っても、ゆっくりと減少を続ける人もいます。 裸眼の場合の減少速度と比較して、術後の方が減少が速い、あるいは遅い、というケースも考えられます。 これも、担当医とよく相談し、術後の経過観察をしっかり行うことが大切です。

③ 角膜内皮細胞が少ない原因について、生まれつき以外で、パソコン作業1日8時間や花粉症時、強く目をこするなど関係あるでしょうか？

はい、関係あります。 パソコン作業の長時間化による目の乾燥、花粉症による目の炎症、そして目をこする行為は、いずれも角膜内皮細胞に悪影響を及ぼす可能性があります。 特に、目をこするのは、直接的に細胞を傷つける可能性が高いため、非常に危険です。 パソコン作業については、こまめな休憩と目の湿潤を保つ工夫（パソコン用メガネ、目の湿潤剤の使用など）、花粉症については適切な治療と予防策が重要です。

④ 目薬や瞬きの回数を多くすることは進行を遅くする対策になるでしょうか？

はい、効果があります。 人工涙液などの目薬を使用することで、目の乾燥を防ぎ、角膜内皮細胞への負担を軽減できます。 また、意識的に瞬きの回数を増やすことも、目の乾燥を防ぐ効果があります。 ただし、目薬の種類によっては、逆に角膜内皮細胞に悪影響を与えるものもありますので、眼科医に相談の上、適切な目薬を選びましょう。

あなたのケースとレーシック、コンタクトの選択

さて、あなたのケース（右2400、左2200、30歳、裸眼0.1、コンタクト未経験、角膜厚は平均より上）ですが、角膜内皮細胞数は年齢を考えるとやや少ないと言えます。 レーシック手術は、角膜内皮細胞の減少リスクを伴いますので、慎重な検討が必要です。 コンタクトレンズは、適切なケアをすれば、角膜内皮細胞への負担を最小限に抑えることができます。 ただし、コンタクトレンズは、装用方法やケア方法を誤ると、角膜内皮細胞にダメージを与える可能性があります。

まずは、眼科医に詳しい検査と相談を受けましょう。 レーシック手術の適否、コンタクトレンズの装用適性、そしてあなたの目の状態に合わせた適切なケア方法について、専門家の意見を聞くことが一番重要です。 複数の眼科医にセカンドオピニオンを求めるのも良い方法です。

通販サイトをうまく活用するコツ

コンタクトレンズ通販サイトを利用する際は、販売元の信頼性、商品の正規品であること、価格の妥当性をしっかり確認しましょう。 また、返品・交換の対応についても確認しておくと安心です。 そして、何よりも重要なのは、自分の目に合ったレンズを選ぶこと。 通販サイトでは、レンズの種類やパラメーターに関する情報が豊富に掲載されているので、じっくりと比較検討しましょう。