メガネの度数とレンズの厚さ、本当に大丈夫？専門家が解説するメガネ選びの疑問

メガネ選び、悩みますよね！特に度数やレンズの厚さ、そして度数の進行については、メガネ屋さんによって説明も異なり、混乱するのも無理はありません。コンタクトレンズなび運営者として、数々のユーザーさんのお悩みを聞いてきた経験から、分かりやすく解説させていただきます。

1. メガネをかけた後の視力はどの程度になるの？

一般的に、メガネの度数は裸眼視力（メガネなしの状態での視力）を矯正して、1.0（またはそれ以上）を目指します。ただし、これはあくまで目標であり、必ずしも全員が1.0に矯正できるわけではありません。

例えば、年齢を重ねると水晶体のピント調節機能が衰え、老眼になります。この場合、遠くも近くもクリアに見るためには、遠視用の度数と近視用の度数を組み合わせた累進多焦点レンズが必要になることが多く、1.0の視力にこだわる必要はありません。

また、高度な近視や乱視の場合、1.0に完全に矯正できないケースもあります。重要なのは、日常生活で不自由なく過ごせる視力を得ることです。メガネ屋さんとの相談で、最適な度数を決定しましょう。

2. レンズを薄くしすぎると重くなるってホント？

これは本当です。レンズの薄さは、度数とレンズの材質によって決まります。度数が強いほど、同じ材質でもレンズは厚くなります。薄型レンズは、度数の強さに比例して価格が高くなりますが、軽くて見た目もスッキリします。

しかし、薄型レンズを極端に薄くしすぎると、レンズの周辺部が歪んで見えにくくなったり、レンズの加工が難しくなり、かえって重くなる場合があります。

具体的なアドバイスとしては、メガネ屋さんで複数のレンズの厚さや材質のサンプルを見せてもらい、実際に掛けてみて比較するのがおすすめです。軽さだけでなく、見え方の快適さも確認することが大切です。

例えば、以前当サイトでアンケートを実施したところ、多くのユーザーさんが「レンズの厚さよりも、掛け心地の良さやデザインを重視した」と回答していました。見た目と機能性のバランスを考え、自分に最適なレンズを選ぶことが重要です。

3. メガネをかけ続けると度が進むってホント？

これは必ずしも正しくありません。度数の進行は、遺伝的な要素や生活習慣、目の使い過ぎなどが複雑に絡み合って起こるため、メガネの着用が直接的な原因とは言い切れません。

ただし、不適切な度数のメガネを長時間かけていると、目の負担が増え、度数の進行を早める可能性はあります。例えば、度数が合っていないメガネをかけ続けると、ピント調節機能が過剰に働いて疲れてしまい、結果的に度数が悪化する場合があります。

また、近視の進行については、近年の研究で、屋外活動が少ないと近視になりやすいということが示唆されています。

明日から実践できる工夫として、

* 適度な休憩を挟んで目の疲れを軽減する
* 1時間に1回は遠くの景色を見る
* 屋外活動を増やす

などを心がけてみましょう。

そして、メガネは必要な時だけかけるべきか？という点ですが、これは一概には言えません。度数が合っていて、目の負担にならないのであれば、常に着用しても問題ありません。しかし、度数が合っていない場合や、目の疲れが気になる場合は、必要に応じて着用する方が良いでしょう。

定期的に眼科医を受診し、視力検査を受けることで、適切な度数かどうかを確認し、目の健康状態を把握することが大切です。

通販サイトをうまく活用するコツと安心して選べるポイント

通販サイトを利用する際は、価格だけでなく、レンズの種類や保証内容、返品交換の可否などをしっかり確認しましょう。「コンタクトレンズなび」のような比較サイトを活用すれば、複数の通販サイトを一度に比較できるので便利です。

また、ユーザーレビューも参考になります。多くのユーザーの意見を見ることで、サイトの信頼性や商品の品質を判断する手がかりになります。