ハードコンタクトの処方、迷子にならないためのガイド｜3種類のレンズで矯正視力にばらつき…次はどれ？

ハードコンタクトレンズ、快適な視界を得るためには、まさに「ぴったりの一枚」に出会うことが重要ですよね。でも、その道のりは思った以上に険しい…そんなお気持ち、痛いほど分かります！ 3種類のレンズを試して、それぞれに視力や装用感の差を感じているとのこと。まさに、ハードコンタクトの処方の難しさ、そしてその「沼」にハマってしまった状況ですね。

ご経験を拝見する限り、眼科での検査結果と実際の装用感にギャップを感じている点が気になります。これは決して珍しいことではありません。ハードコンタクトは、ソフトコンタクトと比べて、角膜との密着度が高いため、僅かなカーブの違いでも見え方や着け心地に大きく影響する繊細なレンズなのです。

まずは、現状を整理してみましょう。

これまでの処方と使用感

* **A眼科：メニコンZ（メルスプランのトライアル）**
* 矯正視力：両目とも1.5
* 問題点：異物感、充血

* **B眼科：アイミーEXプレミアム**
* 矯正視力：右目1.2→0.7、左目1.2
* 問題点：左目の浮遊感、右目の視力低下によるブレ

* **B眼科：HOYAハードEX**
* 矯正視力：右目1.2、左目1.0→0.9以下
* 問題点：夜間の見えづらさ、左目の視力低下

この表からわかるように、同じ眼科でもレンズの種類によって、また、同じレンズでも左右の目で処方が異なっていることがわかります。さらに、矯正視力も時間経過とともに変化している点も気になりますね。

矯正視力のばらつきの原因

矯正視力のばらつきは、以下の要因が考えられます。

* **レンズのフィッティング不良:** BC（ベースカーブ）やDIA（レンズ直径）が、あなたの角膜の形状と合っていない可能性があります。
* **レンズの材質やデザイン:** レンズの材質やデザインによって、酸素透過率や水分含有率が異なり、装用感や見え方に影響します。
* **検査方法や医師の判断:** 眼科医によって検査方法やレンズ選択の基準が異なるため、処方にばらつきが生じる可能性があります。
* **個人差:** 角膜の状態や涙液の分泌量など、個人差も大きく影響します。

次に試すレンズ選びのポイント

次にどのレンズを試すか迷う気持ち、よく分かります。 ここで重要なのは、これまでの経験を活かし、より詳細な情報を眼科医に伝えることです。

具体的には、

1. **過去の処方データの提示:** A眼科、B眼科での処方データ（BC値を含む）を全てまとめて、新しい眼科医に提示しましょう。
2. **具体的な装用感の伝え方:** 「異物感」や「浮遊感」といった曖昧な表現ではなく、「どのあたりに違和感があるのか」「どの程度の時間経過で症状が現れるのか」など、具体的な状況を説明しましょう。
3. **視力変化の記録:** 矯正視力の変化を記録し、眼科医に伝えましょう。できれば、毎日、視力測定を記録しておくと、より正確な情報提供ができます。
4. **眼科医への質問:** 「なぜ矯正視力が毎回異なるのか」「BC値を調整する際にどのような基準を用いているのか」「レンズの種類によって何が異なるのか」など、積極的に質問しましょう。
5. **複数の眼科医の意見を聞く:** セカンドオピニオンを得るのも有効です。複数の眼科医に相談することで、より客観的な意見を得ることができます。

通販サイトを活用する際のポイント

「コンタクトレンズなび」のような通販比較サイトは、レンズの種類や価格を比較するのに役立ちます。しかし、ハードコンタクトは、必ず眼科医の処方箋が必要です。通販サイトでレンズを購入する際には、必ず処方箋を提示しましょう。また、初めてハードコンタクトを使用する際は、眼科医の指導のもとで装用を開始することをお勧めします。

通販サイトをうまく活用するコツ

通販サイトでは、レンズのレビューや口コミも参考になります。しかし、あくまで参考程度に留め、最終的な判断は眼科医に委ねるようにしましょう。

安心して選べるポイント

* 信頼できる眼科医との連携：丁寧な検査と説明をしてくれる眼科医を見つけることが重要です。
* 自分の眼の状態を正確に把握する：定期的な眼科検診を受け、眼の状態を把握しましょう。
* 焦らず、じっくりと時間をかける：自分に合ったレンズを見つけるには、時間と忍耐が必要です。

ハードコンタクトの処方は、まさに試行錯誤の連続です。焦らず、医師とよく相談しながら、自分に合ったレンズを見つけていきましょう。 少しでも快適な視生活を送れるよう、応援しています！