ドライアイは本当に一生付き合うもの？ 寛解と悪化の波と、ジクアス点眼後のドライアイ対策

ドライアイ、本当に悩ましいですよね。 「コンタクトレンズなび」では、多くのユーザーさんからドライアイに関するご相談をいただいており、私もその深刻さを肌で感じています。 結論から言うと、ドライアイは残念ながら「根治」は難しい病気です。しかし、「一生、常に辛い状態」というわけではありません。 症状の波、つまり寛解期と活動期があると考えて良いでしょう。

ドライアイの寛解期と活動期

ドライアイは、涙の分泌量が減ったり、涙の質が悪くなったりすることで起こる病気です。 その原因は様々で、加齢、目の酷使、コンタクトレンズの使用、環境（乾燥、エアコン）、生活習慣（睡眠不足、不健康な食生活）、そして、ジクアスのような点眼薬の副作用なども考えられます。

これらの原因が重なったり、あるいは一時的に悪化したりすることで、ドライアイの症状が強まります（活動期）。 逆に、原因となる要素が減ったり、生活習慣を改善したりすることで、症状は落ち着いてきます（寛解期）。 つまり、「完全に治る」のではなく、「症状をコントロールしていく」ことがドライアイと付き合う上で重要なのです。

例えば、花粉症の時期は目の痒みが増え、ドライアイも悪化しやすいですよね。 逆に、過ごしやすい季節や、しっかり睡眠をとって休息できた日は、症状が軽くなる方も多いのではないでしょうか。 これはまさに、活動期と寛解期の変化です。

ジクアス点眼後のドライアイ悪化…その原因と対策

ジクアスは、アレルギー性結膜炎などの治療に用いられる点眼薬です。 しかし、中にはジクアスの使用によって、かえってドライアイが悪化してしまう方もいらっしゃいます。 これは、ジクアスの成分が涙の分泌を抑制したり、涙の膜を不安定にしたりする可能性があるためです。

医師の指示通りに使っていても改善しない場合、以下のような点を確認してみましょう。

* **点眼薬の種類の見直し:** ジクアス以外の、ドライアイに適した点眼薬を試してみるのも良いかもしれません。 ヒアルロン酸などの成分配合のものが一般的です。 医師に相談して、適切な点眼薬を選んでいただきましょう。
* **点眼方法の確認:** 点眼の仕方が適切でない場合も、効果が薄れたり、逆に症状が悪化したりすることがあります。 医師や薬剤師に正しい点眼方法を確認しましょう。
* **その他の原因のチェック:** ジクアス以外にも、ドライアイを引き起こす原因がないか確認しましょう。 パソコンやスマホの使いすぎ、睡眠不足、エアコンによる乾燥など、生活習慣を見直すことが重要です。

ドライアイ対策：明日からできる３つの工夫

ドライアイを改善、または症状を緩和するために、明日からすぐにできる工夫を３つご紹介します。

1. **こまめな水分補給:** 体全体の水分バランスを整えることで、涙の分泌も促されます。 常温の水をこまめに飲む習慣をつけましょう。
2. **目の周りの温湿布:** 目の周りの筋肉をリラックスさせることで、涙の分泌が促進される場合があります。 蒸しタオルなどで、優しく温めてみましょう。
3. **ブルーライト対策:** パソコンやスマホからのブルーライトは、目の負担を増大させ、ドライアイを悪化させる可能性があります。 ブルーライトカットのメガネやアプリなどを活用しましょう。

さらに、コンタクトレンズを使用している方は、レンズの種類やケア方法を見直すことも重要です。 「コンタクトレンズなび」では、様々なコンタクトレンズやケア用品を比較できますので、ぜひ活用してみてください。 例えば、高含水率のレンズは、涙の蒸発を防ぐ効果が高いと言われています。 また、適切なケア用品を使用することで、レンズの汚れをしっかり落とすことができ、目の負担を軽減できます。

通販サイトをうまく活用するコツ

コンタクトレンズの通販サイトを利用する際には、以下の点に注意しましょう。

* **販売元の信頼性:** きちんと認可を受けている正規販売店を選びましょう。
* **価格比較:** 複数のサイトで価格を比較し、お得な商品を選びましょう。
* **レビューの確認:** 他のユーザーのレビューを確認することで、商品の品質や使い心地を事前に知ることができます。

ドライアイは、一生付き合う病気ですが、適切なケアと生活習慣の改善によって、症状をコントロールし、快適な視生活を送ることができます。 諦めずに、医師と相談しながら、自分にあった対策を見つけていきましょう。