ドライアイでコンタクトが張り付く！薄いレンズにすれば改善する？

コンタクトレンズ初心者さん、そしてドライアイでお悩みの方、ご相談ありがとうございます！ 「コンタクトレンズなび」運営者として、あなたの不安な気持ち、よく分かります。私も以前、レンズ選びで失敗した経験がありますから…。

まず結論から言うと、レンズの厚さと目の乾燥、そしてコンタクトレンズの装着感には密接な関係があります。そして、必ずしも「薄いレンズ＝快適」とは限らない、ということも知っておいてください。

レンズの厚さと乾燥の関係

あなたが使っている「安くて分厚い」レンズは、おそらく含水率が低く、酸素透過率も低いものだと思います。含水率とはレンズが含む水分量、酸素透過率とはレンズを通過する酸素の量を表します。これらの数値が低いと、レンズが目に酸素を十分に供給できず、角膜が乾燥しやすくなります。これが、目の乾燥やレンズの張り付きにつながっている可能性が高いです。

分厚いレンズは、薄いレンズに比べてレンズ全体が硬く、目の表面に密着しやすいため、乾燥感をより一層感じやすい傾向があります。まるで、目の表面にセロハンテープが張り付いているような…そんな感覚を想像してみてください。まさに、それがあなたの経験と重なっているのではないでしょうか。

薄いレンズは万能薬ではない

では、薄いレンズにすれば解決するのか？ というと、必ずしもそうとは限りません。薄いレンズは、一般的に含水率が高く、酸素透過率も高いものが多く、乾燥しにくい傾向があります。しかし、含水率が高いレンズは、逆に乾燥しやすいというケースもあるのです。

これは、含水率が高いレンズは水分を多く含んでいるため、レンズ表面の水分が蒸発しやすく、結果として乾燥してしまうことがあるからです。まるで、ジューシーな果物が乾燥しやすいのと同じ理屈です。

また、レンズの素材やデザインによっても、装着感や乾燥感は大きく変わってきます。例えば、シリコーンハイドロゲル素材のレンズは、酸素透過率が高く、乾燥しにくいとされています。

あなたの状況に合ったレンズ選び

では、どうすれば良いのでしょうか？ いくつかアドバイスをさせていただきます。

1. 眼科医への相談

まずは、眼科医に相談することが一番重要です。あなたのドライアイの程度や目の状態を正確に診断してもらい、適切なレンズの種類やパラメーター（度数、ベースカーブ、直径など）を提案してもらう必要があります。

2. 含水率と酸素透過率に注目

レンズを選ぶ際には、含水率と酸素透過率の数値を必ず確認しましょう。「コンタクトレンズなび」のような比較サイトでは、これらの数値を簡単に比較できます。高含水率のレンズを選ぶ際には、乾燥しにくい素材やデザインのものを選ぶようにしましょう。

3. 涙液の質を改善する工夫

コンタクトレンズの選択だけでなく、ドライアイ対策も同時に行うことが重要です。

* こまめな点眼：市販の目薬をこまめに使用しましょう。人工涙液タイプの目薬がおすすめです。
* パソコンやスマホの休憩：長時間画面を見続けると目が乾燥しやすくなります。こまめな休憩を挟みましょう。
* 加湿器の使用：特に乾燥する季節は、加湿器を使うことで室内の湿度を上げ、目の乾燥を防ぎます。
* 生活習慣の改善：睡眠不足や不規則な生活もドライアイを悪化させる原因となります。規則正しい生活を心がけましょう。

4. 通販サイトの活用

「コンタクトレンズなび」のような比較サイトを活用することで、様々なレンズを比較検討できます。価格やスペックだけでなく、ユーザーレビューも参考にすると、自分に合ったレンズ選びに役立ちます。 他のユーザーのレビューには、意外な発見があるかもしれませんよ！ 例えば、「このレンズは、乾燥しにくいけど、少しずれることがある」といった具体的な情報が参考になります。

通販サイトをうまく活用するコツ

通販サイトを利用する際には、以下の点に注意しましょう。

* 販売元の信頼性：しっかりとした販売元から購入しましょう。
* 返品・交換の可否：万が一、レンズに問題があった場合に備えて、返品・交換が可能かどうかを確認しましょう。
* 価格比較：複数のサイトで価格を比較し、お得なサイトを選びましょう。

コンタクトレンズは、目の健康に直結するものです。安易な選択は避け、眼科医のアドバイスを参考に、自分に合ったレンズを選び、快適なコンタクトレンズライフを送ってください。