コンタクト洗浄液の過酸化水素系（セプト系）徹底解説！すすぎが必要？選び方も教えます

こんにちは！コンタクトレンズなび運営者です。毎日たくさんのコンタクトレンズユーザーの方々と接しているので、洗浄液に関する疑問もたくさん耳にしてきました。今回は、特に多く寄せられる「過酸化水素系（セプト系）洗浄液」について、詳しく解説していきますね。

過酸化水素系（セプト系）洗浄液とは？

まず、過酸化水素系洗浄液、通称「セプト系」とは、過酸化水素を主成分としたコンタクトレンズ洗浄液のことです。 他の洗浄液が界面活性剤などを用いて汚れを落とすのに対し、セプト系は過酸化水素の酸化作用でレンズについたタンパク質や脂質などの汚れを分解・除去します。

「酸化作用」って聞くと、なんだかレンズを傷めそうで心配になりますよね？ でもご安心ください。 セプト系洗浄液は、中和錠や触媒などを含んでおり、一定時間後に過酸化水素を分解して無害な水と酸素に変換します。 この仕組みのおかげで、レンズを傷めることなく、安全に洗浄・消毒ができるんです。

すすぎが必要？中和の重要性

ここで重要なのが「すすぎ」です。 多くのセプト系洗浄液は、過酸化水素を完全に分解するまで、専用のケースで一定時間（通常は6時間以上）放置する必要があり、その後、中和が完了したことを確認してから装着します。 この「すすぎ」は、残った過酸化水素が目に入ることによる刺激を防ぐため、非常に重要です。

「すすぎ不要」と謳っているセプト系製品もありますが、これはケースの中で完全に中和が完了するタイプの製品です。パッケージをよく確認し、すすぎが必要かどうかを確認しましょう。

セプト系と非過酸化水素系洗浄液の違い

簡単に表にまとめてみました。

| 項目 | セプト系（過酸化水素系） | 非過酸化水素系 |
|————–|—————————————————-|—————————————————–|
| 主成分 | 過酸化水素 | 界面活性剤など |
| 作用 | 酸化作用による汚れ分解 | 界面活性剤による汚れの物理的除去 |
| すすぎ | 製品により異なる（多くの場合必要） | 通常不要 |
| 消毒効果 | 高い | 比較的低い（製品による） |
| レンズへの負担 | 低い（適切な使用で） | 製品による（界面活性剤の刺激で負担が大きくなる場合も） |
| 使用感 | 独特の匂いがある場合あり | 製品による |

自分の洗浄液がセプト系かどうか、どうやって確認すればいいの？

これは簡単！ 洗浄液のパッケージや説明書をよく見てください。 「過酸化水素」「hydrogen peroxide」といった文字、もしくは「セプト」という単語が記載されていれば、過酸化水素系洗浄液です。 もし記載がない場合は、非過酸化水素系と考えて良いでしょう。 分からなければ、メーカーに問い合わせてみるのも良い方法です。

1本で洗浄～保存までできる洗浄液を使っている場合

多くの場合、これは非過酸化水素系の多機能洗浄液です。 洗浄、すすぎ、保存が一つのボトルで完結するタイプですね。 手軽で便利ですが、消毒効果はセプト系に比べて低い場合が多いので、注意が必要です。

コンタクトレンズなびからのアドバイス

洗浄液を選ぶ際には、自分の目の状態やライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。 例えば、乾燥しやすい方は、保湿成分配合の洗浄液を選ぶと良いでしょう。 また、頻繁にコンタクトレンズを使用する方は、消毒効果の高いセプト系洗浄液を選ぶのも一つの方法です。

最近では、アプリで洗浄液の管理ができるサービスなども登場しているので、利用してみるのも良いかもしれません。 コンタクトレンズなびでは、様々な洗浄液を比較できる機能も提供していますので、ぜひ活用してみてください。

他のユーザーの工夫

以前、コンタクトレンズなびのユーザーフォーラムで、「洗浄液の残量を把握するために、ボトルに目盛りシールを貼っている」という工夫を紹介してくれた方がいました。 小さなことですが、とても参考になるアイデアですよね！ 皆さんも、自分に合った工夫を見つけてみてください。

通販サイトをうまく活用するコツ

通販サイトでは、様々な洗浄液が比較検討できます。 価格や成分、ユーザーレビューなどを参考に、自分に最適な洗浄液を見つけましょう。 また、定期購入を利用すれば、割引価格で購入できる場合が多いので、経済的にもお得です。 ただし、初めて使用する洗浄液は、少量から試してみることをおすすめします。

安心して選べるポイント

信頼できる通販サイトを選ぶことが重要です。 サイトのセキュリティ、返品・交換の対応、カスタマーサポートの充実度などを確認しましょう。 コンタクトレンズなびでは、安全で安心な取引ができるよう、様々な工夫をしています。