コンタクトレンズ左右の違いと使い分け｜視力ほぼ同じでも大丈夫？片目ずつ確認する方法

コンタクトレンズデビュー、おめでとうございます！でも、左右のレンズの見分け方、確かに悩みますよね。特に初めてだと、戸惑うのも当然です。ご安心ください、この記事では、コンタクトレンズの左右の違いと、使い分けについて分かりやすく解説します。

コンタクトレンズの左右、本当に違うの？

結論から言うと、視力がほぼ同じでも、左右のレンズは異なる場合が多いです。これは、左右の目の大きさとカーブ（ベースカーブ）、そして瞳孔の位置などが微妙に異なるためです。同じ度数でも、左右の目に最適なレンズは微妙に違うことがあるんですね。

例えば、左右の視力が0.1しか違わなくても、片方の目がもう片方より少しだけ大きい場合、同じ度数のレンズでも、よりフィットするよう、微妙にカーブや直径が調整されていることがあります。これは、より快適な装用感と、目の健康を保つために重要なポイントです。

「コンタクトなび」では、多くのユーザー様から寄せられるご相談を参考に、レンズ選びのポイントを日々研究しています。中には、視力はほぼ同じなのに、左右のレンズを使い分けたことで、装用感が格段に向上したという方もいらっしゃいます。

箱に左右の表示はないの？

残念ながら、多くのコンタクトレンズの箱には、左右の区別を示す表示がありません。これは、多くのメーカーが、左右のレンズを同じ箱に入れているためです。コスト削減と、在庫管理の簡素化が理由でしょう。

そのため、左右のレンズを見分けるには、他の方法が必要になります。

左右のレンズを見分ける方法

では、実際にどのように見分けるか、いくつか方法をご紹介します。

1. レンズの刻印を確認する

レンズ自体に、非常に小さな文字で「R」（右）または「L」（左）の刻印がされている場合があります。ルーペや拡大鏡を使うと見つけやすいでしょう。ただし、全てのレンズに刻印があるわけではありませんので、注意が必要です。

2. 眼科医またはメーカーに問い合わせる

一番確実な方法は、処方箋を発行してくれた眼科医に問い合わせるか、レンズのメーカーに問い合わせることです。処方箋には左右のレンズ情報が記載されているので、確認できます。メーカーへの問い合わせは、ウェブサイトの問い合わせフォームや電話で行うことができます。面倒に感じるかもしれませんが、目の健康に関わることなので、一番安心できる方法です。

3. 実際に装着して確認する（おすすめしません！）

レンズを実際に装着して、見え方の違いを確認するという方法もありますが、これはおすすめしません。もし間違ったレンズを装着し続けると、眼精疲労や視力低下につながる可能性があります。

4. コンタクトレンズ通販サイトの活用

「コンタクトなび」のような通販サイトでは、レンズの情報を詳細に掲載している場合が多いです。もし、以前購入したレンズの箱を保管しているなら、サイトで同じ製品の情報を確認し、左右のレンズのスペックを比較してみるのも一つの手です。ただし、これはあくまで参考程度に留め、最終的には眼科医やメーカーに確認することをおすすめします。

同じ箱のレンズを両目に付けても大丈夫？

視力がほとんど同じでも、同じ箱のレンズを両目に付けるのはおすすめしません。前述の通り、左右の目の形状は微妙に異なるため、最適なレンズも異なります。同じレンズを両目に装着すると、装用感が悪くなったり、目の負担が増えたりする可能性があります。最悪の場合、眼の健康を損なう可能性もあります。

通販サイトをうまく活用するコツ

コンタクトレンズの通販サイトを利用する際は、以下の点に注意しましょう。

* **信頼できるサイトを選ぶ:** 運営会社情報や、個人情報の取り扱いなどが明確に記載されているサイトを選びましょう。
* **レンズの情報をしっかり確認する:** 度数、ベースカーブ、直径など、レンズのスペックをきちんと確認しましょう。
* **レビューなどを参考に選ぶ:** 他のユーザーのレビューを読むことで、レンズの使い心地や品質などを知ることができます。
* **初めての場合は眼科医の診察を受ける:** 初めてコンタクトレンズを使用する際は、必ず眼科医の診察を受けて、適切なレンズを選びましょう。

目の健康は、何よりも大切です。少しでも不安を感じたら、眼科医に相談することをお勧めします。