コンタクトレンズが上まぶたの裏側にずり上がってしまう、そして日によってゴロゴロしたり目やにが大量に出たり…お困りのことと思います。ご心配ですね。実は、この症状は決して珍しくなく、多くのコンタクトレンズユーザーが経験する可能性のある問題です。原因を特定し、快適なコンタクトレンズ生活を送るためのヒントを一緒に探っていきましょう。

レンズのフィット感とずれの原因を探る

まず、コンタクトレンズが上まぶたの裏側にずり上がってしまう原因として考えられるのは、レンズのフィット感の問題です。眼科で検査を受けて、適切なレンズを選んだはずなのに、なぜこのような症状が出るのでしょうか？

いくつか可能性があります。

* **ベースカーブ（BC）のずれ:** 眼球のカーブ（ベースカーブ）とレンズのカーブが合っていないと、レンズが眼球にしっかりフィットせず、ずれやすくなります。眼科での検査では、平均的なカーブを測定している可能性があり、個々の眼球の微妙な形状の違いによって、ずれが生じる場合があります。
* **レンズ径（DIA）の不適合:** レンズの直径が眼球に対して大きすぎたり小さすぎたりすると、レンズが安定せず、ずれやすくなります。特に、DIAが小さすぎると、上まぶたに当たりやすく、ずり上がってしまう可能性があります。
* **レンズの素材やデザイン:** レンズの素材によっては、水分保持力が低く、乾燥しやすいため、ずれやすくなることがあります。また、レンズのデザインによっては、まぶたとの摩擦が増え、ずれやすくなる場合があります。例えば、レンズの端が厚すぎる場合なども考えられます。
* **装着方法やケアの問題:** レンズの装着方法が正しくない場合や、適切なケアを行っていない場合も、レンズのずれやトラブルの原因となります。

具体的なアドバイス：レンズの再検査と相談を！

以前眼科で検査を受けたとのことですが、症状が改善しない場合は、再度眼科を受診することを強くお勧めします。特に、新しいレンズでも症状が続く場合は、検査結果の見直しや、レンズの種類・素材・デザインの見直しが必要かもしれません。

「コンタクトレンズなび」では、様々なレンズの比較情報や、ユーザーレビューを提供しています。 レンズ選びの際に、素材やデザイン、DIA、BCといったスペックを参考に、自分に合ったレンズを見つけることが重要です。 例えば、以前はハードコンタクトレンズを使用していた方がソフトコンタクトレンズに変更した際に、ずれやすくなったというケースも耳にします。

ゴロゴロ感や目やに…目の乾燥や異物混入の可能性

瞬きでレンズがずれるだけでなく、ゴロゴロ感や目やにが多いとのこと。これは、目の乾燥や異物混入の可能性も考えられます。

* **目の乾燥:** コンタクトレンズは、涙の蒸発を促進する可能性があり、乾燥しやすくなります。特に、エアコンの効いた室内や乾燥した環境では、乾燥症状が悪化します。
* **異物混入:** レンズにホコリやゴミが付着したり、レンズの汚れが原因でゴロゴロ感や目やにが増えることがあります。

具体的なアドバイス：目の乾燥対策と正しいケアを徹底！

目の乾燥対策として、以下のような工夫をしてみてください。

* **目薬の使用:** 涙の成分に似た人工涙液を使用しましょう。頻繁な点眼は避け、必要に応じて使用するのがポイントです。
* **加湿器の使用:** 特に乾燥しやすい季節は、加湿器を使用し、室内の湿度を保つようにしましょう。
* **こまめな休憩:** パソコン作業や読書など、目を酷使する作業をしている時は、こまめに休憩を取り、目を休ませましょう。
* **レンズの洗浄・消毒を徹底:** コンタクトレンズの洗浄・消毒は、清潔な状態を保つために非常に重要です。使用済みのレンズを適切に洗浄・消毒し、保存液に浸して保管しましょう。

他のユーザーの方の工夫としては、「一日使い捨てレンズに変えてみたら、症状が改善した」という声もあります。毎日新しいレンズを使うことで、汚れによるトラブルを軽減できる効果があります。

医師の診断例：私の経験談を交えて

実際に、コンタクトレンズのトラブルで眼科を受診したユーザーの方から聞いた話では、「角膜の小さな傷」や「アレルギー反応」が原因だったケースがありました。また、レンズのずれが原因で、角膜に負担がかかり、炎症を起こしていたというケースもありました。

私の知人にも、コンタクトレンズのずれとゴロゴロ感に悩まされていた人がいました。眼科を受診した結果、レンズのベースカーブが合っていないことが判明し、新しいレンズに交換することで症状が改善しました。

通販サイトをうまく活用するコツ

通販サイトでは、豊富なレンズの種類から比較検討できますが、自己判断での購入は危険です。必ず眼科医の指示を仰ぎ、処方箋に基づいてレンズを選びましょう。また、レビューや口コミを参考に、レンズの使い心地や品質を確認することも大切です。信頼できるサイトを選ぶことも重要です。