コンタクトレンズのAX値って？AX80からAX90に変わって見えにくくなった原因と対策

コンタクトレンズを初めて購入された方や、度数の変更だけでなく、AX値の変化に戸惑われた経験のある方もいらっしゃるかもしれませんね。今回は、コンタクトレンズのAX値について、分かりやすく解説していきます。 細かい文字が見えにくくなった原因と、その対策についてもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

AX値とは？～角膜の形状と視力への影響～

AX値とは、円柱軸（シリンダー軸）を表す数値です。これは、あなたの角膜（目の表面の透明な部分）の形状を表す重要な指標です。角膜が完全に球形ではなく、ラグビーボールのように少し歪んでいる場合、乱視があります。この歪みの向きを角度で表したものがAX値で、0度～180度で表されます。

AX80とは、円柱軸が80度であることを示し、AX90は90度であることを示します。 たった10度の違いですが、視力に影響を与える可能性があります。 なぜなら、乱視の矯正には、この円柱軸に合わせたレンズが必要だからです。 AX値がずれていると、焦点がずれてしまい、特に細かい文字が見えにくくなったり、ぼやけて見えたりする原因になります。

AX値が変わった理由

AX値が80度から90度に変わった理由はいくつか考えられます。

* **角膜の形状変化:** 角膜の形状は、加齢や目の疲れ、外傷などによって少しずつ変化します。そのため、以前の測定値と今回測定した値にずれが生じることは珍しくありません。
* **測定機器や測定方法の違い:** 眼科やコンタクトレンズ専門店によって、使用する測定機器や測定方法が異なる場合があります。これによって、わずかな誤差が生じる可能性があります。
* **レンズの種類の変化:** 以前と今回で、レンズの種類や素材が変わった場合も、AX値に影響を与える可能性があります。

見えにくくなった時の対処法

細かい文字が見えにくくなった場合、まずは眼科医を受診することをおすすめします。 再度、正確な検査を受けて、現在のあなたの目の状態を確認してもらうことが大切です。

眼科医は、最新の検査機器を用いて、あなたの角膜の形状を正確に測定し、最適なAX値と度数を決定してくれます。 もしかしたら、AX値だけでなく、度数自体も調整が必要かもしれません。

眼科受診までの応急処置

眼科受診までの間、見えにくさを少しでも軽減するために、以下の工夫を試してみてはいかがでしょうか？

* **照明を明るくする:** 暗い場所では見えにくさが増します。読書やパソコン作業時は、十分な明るさを確保しましょう。
* **文字サイズを大きくする:** スマートフォンやパソコンの設定で、文字サイズを大きく設定してみてください。
* **一時的に眼鏡を使用する:** コンタクトレンズが合わないと感じた場合は、一時的に眼鏡を使用するのも一つの手です。

コンタクトレンズ通販サイトの活用

コンタクトレンズの購入を検討する際に、通販サイトを利用する方も多いと思います。「コンタクトレンズなび」のような比較サイトを活用することで、様々なブランドや価格を比較検討できます。

しかし、AX値などの重要な情報は、必ず眼科医の処方箋に基づいて選びましょう。通販サイトは、処方箋に基づいたレンズの購入をサポートするツールとして活用するのがベストです。 安易に価格だけで選ぶのではなく、自分の目に合ったレンズを選ぶことが大切です。

他のユーザーの工夫

当サイトのユーザーの中には、AX値が少しずれても、それほど違和感を感じない方もいます。 しかし、見えにくさを感じた場合は、すぐに眼科医に相談するのが一番です。 無理に使い続けると、目の負担が増え、視力低下につながる可能性があります。

あるユーザーさんは、AX値が微妙にずれた際に、レンズの向きを調整することで、見えにくさを軽減できたと報告してくれました。 ただし、これはあくまで個人の工夫であり、必ずしも効果があるとは限りません。 やはり、眼科医の指示に従うことが最も重要です。

通販サイトをうまく活用するコツ

通販サイトを利用する際は、以下の点に注意しましょう。

* **信頼できるサイトを選ぶ:** 個人情報の取り扱い、商品の品質、アフターサービスなどをしっかり確認しましょう。
* **処方箋を必ず提出する:** 自分の目に合ったレンズを選ぶために、必ず処方箋を提出しましょう。
* **価格だけでなく、品質も重視する:** 安価なレンズを選ぶこともできますが、品質も考慮して選びましょう。

安心してコンタクトレンズを選ぶためには、眼科医の診察と正しい処方箋が不可欠です。 通販サイトは便利なツールですが、あくまで眼科医の指示に基づいて利用することが大切です。 自分の目を大切にして、快適なコンタクトレンズライフを送りましょう！