コンタクトレンズを快適に、そして安全に使うためには、正しいお手入れが不可欠です。特に、洗浄液の種類や保存方法によって、レンズの寿命や目の健康に大きく影響しますよね。今回は、コンセプトワンステップを使用されている方から寄せられた、7日以上洗浄液に浸けたまま放置してしまったレンズについて、詳しく解説していきます。

7日以上放置したレンズ、もう使えない？

結論から言うと、7日以上、コンセプトワンステップの専用ケースに保存したレンズは使用しない方が良いでしょう。

コンセプトワンステップは、多機能なオールインワン洗浄液ですが、その優れた消毒効果は、保存期間が長くなると必ずしも持続するとは限りません。取扱説明書にもある通り、7日以上保存すると、消毒効果が低下し、細菌やカビなどの繁殖リスクが高まります。せっかく洗浄したのに、かえって目に悪い菌が付着している可能性があるのです。

洗浄液を新しくして使い直す、という選択肢も考えられますが、正直、おすすめしません。 なぜなら、すでに細菌が繁殖している可能性があるからです。洗浄液で洗い直しても、完全に菌を除去できる保証はありません。目への負担を考えると、新しいレンズを使うのが一番安全です。

他のユーザーさんの失敗談から学ぶ

実は、私たち「コンタクトレンズなび」にも、同じようなご相談が何度か寄せられています。中には、「洗浄し直して使ってみたら、目がすごく痛くなった…」という報告もありました。安易な判断は、目の健康を損なう可能性があることを改めて認識しましょう。

7日以上コンタクトを使わない場合の正しい保存方法

では、7日以上コンタクトレンズを使わない場合は、どのように保存すれば良いのでしょうか？ コンセプトワンステップの専用ケースに保存するのは、7日以内が目安です。それ以上保存する場合は、別の保存方法が必要です。

正しい保存方法：生理食塩水を使用する

7日以上コンタクトレンズを使用しない場合は、必ず生理食塩水で保存しましょう。コンセプトワンステップのような多機能洗浄液は、長期間保存には適していません。生理食塩水は、レンズを清潔に保つためのシンプルな保存液です。

1. コンセプトワンステップでレンズを洗浄・消毒します。
2. 生理食塩水を満たした、清潔なレンズケースにレンズを移します。
3. レンズケースをしっかり閉めて、冷蔵庫で保存します。（冷蔵庫保存は必須ではありませんが、より清潔に保てます。）

ポイントは、必ず清潔なレンズケースと新しい生理食塩水を使用することです。古いレンズケースや使用済みの生理食塩水を使うと、雑菌が繁殖する可能性があります。

どんな生理食塩水を使えばいいの？

市販されている生理食塩水は、多くの場合、コンタクトレンズの保存にも使用できます。ただし、パッケージに「コンタクトレンズ用」と明記されているものを選ぶと安心です。

他のユーザーさんの工夫：日付を記入！

当サイトのユーザーさんの中には、レンズケースに日付を記入して管理している方がいます。これなら、いつ洗浄したレンズなのかが一目でわかり、うっかり長期間放置してしまうのを防げます。ぜひ真似してみてください。

通販サイトをうまく活用するコツ

コンタクトレンズの通販サイトを利用する際には、いくつか注意すべき点があります。

* 信頼できるサイトを選ぶこと。販売元の情報や、ユーザーレビューなどをしっかり確認しましょう。
* 必要な情報が分かりやすく記載されているかを確認しましょう。レンズの種類、洗浄液の種類、使用期限など、重要な情報が明確に記載されているサイトを選びましょう。
* 定期購入サービスなどを活用して、買い忘れを防ぎましょう。

今回の件を教訓に、コンタクトレンズの適切な管理を心がけ、快適な視生活を送りましょう！