こんにちは！ コンタクトレンズなびをご利用いただきありがとうございます。 普段はコンタクトレンズに関する情報をお届けしていますが、今回はちょっと趣向を変えて、ご質問いただいた「無水エタノールを使った消毒用エタノールの自作」について、できる限り詳しく解説させていただきますね。

実は、以前当サイトでも「コンタクトレンズケースの洗浄方法」についての記事で、エタノール消毒の話題に触れたことがありました。 その際、自作についてのご質問をいくつかいただいたことが、今回の記事作成のきっかけでもあります。 安全に、そして効果的に消毒用エタノールを自作するには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。

必要なものと作り方

まず、消毒用エタノールを自作するために必要なものは以下の通りです。

• 無水エタノール： これはドラッグストアなどで購入できます。食品添加物規格のものだと、食品への使用も安心です。ラベルをよく確認しましょう！
• 精製水： 水道水は不純物が多いので、薬局などで購入できる精製水を使用しましょう。 無水エタノールをそのまま使うと、乾燥しすぎてしまうため、希釈が必要です。
• 保存容器： スプレーボトルや遮光性の高い容器がおすすめです。 必ず「エタノール用」と明記されたもの、またはエタノールに耐性のある材質の容器を選びましょう。ガラス製の遮光瓶が理想的ですが、プラスチック製を使う場合は、エタノールに耐性があるか必ず確認してください。
• 計量カップと計量スプーン： 正確な濃度に調整するために必要です。 正確な濃度で作ることで、消毒効果と安全性を両立できます。

消毒用エタノールの濃度は、用途によって異なります。 ご質問の用途（清掃、手指消毒、まな板消毒、食品への噴霧）を考えると、70～80％の濃度が適切です。 これは、無水エタノールと精製水を混ぜ合わせることで調整します。

例えば、70％のエタノール溶液を作るには、無水エタノール70mlと精製水30mlを混ぜ合わせます。 80％の場合は、無水エタノール80mlと精製水20mlです。 計量カップと計量スプーンを使って正確に測ることが重要です。 混ぜ合わせる際は、ゆっくりと混ぜ合わせ、静かに置いて、完全に混ざり合うまで待ちましょう。

食品への使用について

食品への噴霧を希望されているとのことですが、食品添加物規格の無水エタノールを使用し、70％程度の濃度であれば、食品への直接噴霧も比較的安全です。 ただし、完全に乾燥させてから使用する必要があります。 残留アルコールは風味や品質に影響を与える可能性があります。

また、食品への使用は、あくまで「殺菌・消毒」を目的としたものであり、直接口にするものではありません。 使用後は必ず手を洗いましょう。

保存方法と使用期限

自作した消毒用エタノールは、遮光性の高い容器に密閉して、涼しい場所に保管しましょう。 直射日光に当たると、エタノールの濃度が変化したり、品質が劣化したりする可能性があります。

使用期限は、開封後1ヶ月程度を目安にしてください。 時間が経つにつれて、エタノールの濃度が変化したり、雑菌が混入する可能性があります。 開封後は、なるべく早く使い切るようにしましょう。 容器に作成日と使用期限をメモしておくと便利です。

通販サイトを活用する際のポイント

今回のように、消毒用エタノールを作る際に必要な材料は、多くの場合、通販サイトでも購入可能です。 通販サイトを利用する際は、以下の点に注意しましょう。

• 商品の品質を確認する： レビューや評価などを参考に、信頼できる販売元を選びましょう。
• 価格を比較する： 複数のサイトで価格を比較し、お得な商品を選びましょう。コンタクトレンズなびのように比較サイトを活用するのもおすすめです。
• 送料を確認する： 送料無料のサービスを利用したり、まとめて購入したりすることで、送料を抑えることができます。

安心して選べるポイント

安全に、そして効果的に消毒用エタノールを自作するためには、正確な濃度で作成し、適切な保存方法を守ることが重要です。 また、信頼できる販売元から材料を購入することも大切です。 今回ご紹介したポイントを参考に、安全な消毒用エタノールを自作し、活用してくださいね。