コンタクトレンズの度数、自分で勝手に上げて大丈夫？眼科に行かずに買う時の注意点と安全な選び方
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コンタクトレンズの度数、自分で勝手に上げて大丈夫？眼科に行かずに買う時の注意点と安全な選び方
目が悪くなってきたからって、コンタクトレンズの度数を自分で勝手に上げるのは、ちょっと待った！です。 実は、非常に危険な行為なんです。 「コンタクトレンズなび」を運営する私自身、たくさんのユーザーさんの相談を受けてきました。その経験から、今回はこの疑問について、詳しく解説していきますね。
コンタクトレンズの度数を勝手に上げる危険性
まず、大前提として、コンタクトレンズの度数は、眼科医の検査に基づいて決定されるべきです。 ご自身で度数を上げることは、視力矯正という本来の目的を損なうだけでなく、深刻な眼のトラブルを引き起こす可能性があります。
具体的にどのような危険性があるか見ていきましょう。
* **視力低下や眼精疲労の悪化:** 適切な度数でないレンズを使用すると、ピントが合わず、眼精疲労や頭痛、吐き気などを引き起こす可能性があります。 一時的には見えやすくなったように感じても、眼への負担は大きくなり、結果的に視力が悪化してしまうケースも少なくありません。
* **角膜の損傷:** 度数の合わないレンズは、角膜に負担をかけ、酸素不足や乾燥を引き起こし、角膜潰瘍などの深刻な病気につながる可能性も。最悪の場合、失明の危険性もゼロではありません。
* **ドライアイの悪化:** 合わない度数のレンズは、まばたきの回数を減らし、涙の分泌を妨げ、ドライアイを悪化させる可能性があります。
「近くの店で買おうと思うんですけど」とのことですが、お店で度数を変更してもらうことは、眼科医による検査がない限り、絶対に推奨できません。 販売店は医療機関ではないため、専門的な検査を行うことはできません。 たとえ店員さんが親切に対応してくれたとしても、責任は負ってくれません。
眼科受診が面倒な場合の対処法
「眼科に行くのが面倒」というお気持ち、よく分かります。 私も、時間がない時などはそう感じます。しかし、目の健康は、何よりも大切です。
眼科受診がどうしても難しい場合は、いくつかの工夫ができます。
* **オンライン診療の活用:** 近年、オンライン診療が普及しています。 自宅から手軽に眼科医の診察を受けられるので、時間や移動の手間を省くことができます。 「コンタクトレンズなび」でも、オンライン診療に対応している眼科情報を掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
* **予約の取り方を見直す:** 電話予約だけでなく、Web予約を利用することで、待ち時間を短縮できる場合があります。 また、平日の午前中や、比較的空いている時間帯を狙うのも有効です。
* **近くの眼科を複数探してみる:** ご自宅や職場から近い眼科だけでなく、少し足を伸ばせる範囲の眼科も調べてみましょう。 待ち時間が短い、評判の良い眼科が見つかるかもしれません。
コンタクトレンズをつけたまま寝ることの危険性
次に、コンタクトレンズをつけたまま寝ることについてですが、これも絶対に避けてください。
レンズが酸素を通さないため、角膜に酸素が行き渡らず、角膜低酸素症を引き起こす可能性があります。 これは、視力低下や眼の痛み、感染症など、様々な問題を引き起こす危険な状態です。 また、レンズが眼球にこすりつけられ、傷つく可能性もあります。
仮に、一日中つけていたレンズをそのまま寝てしまったとしても、絶対に翌朝はすぐに外して、洗浄・消毒を徹底してください。
通販サイトを賢く利用するためのポイント
「コンタクトレンズなび」のような通販サイトを利用する際は、以下の点に注意しましょう。
* **販売店選び:** 信頼できる正規販売店を選びましょう。 価格だけで判断せず、顧客対応や返品・交換の対応なども確認することが大切です。
* **度数の確認:** 注文前に、必ず処方箋に記載されている度数を正確に確認しましょう。 少しでも間違えると、大きなトラブルにつながる可能性があります。
* **レンズの種類の確認:** 自分の目に合ったレンズの種類を選んでください。 使い捨てレンズ、ハードレンズ、ソフトレンズなど、様々な種類があります。 眼科医のアドバイスを参考に、自分に最適なレンズを選びましょう。
通販サイトをうまく活用するコツと安心して選べるポイント
通販サイトをうまく活用するには、価格比較サイトなどを利用して、複数の販売店を比較検討することが重要です。 また、レビューなどを参考に、他のユーザーの意見も参考にすると、安心して商品を選ぶことができます。 ただし、価格だけで判断せず、販売店の信頼性なども考慮することが大切です。 安心して選べるポイントは、やはり正規販売店であること、そしてユーザーレビューの評価が高いことです。
