真冬の寒空の下、うっかりコンタクトレンズを落としてしまった…そんな時、ドキッとしませんか？ 「もしかして凍っちゃうの…？」と。 確かに、水は0℃以下で凍りますよね。でもご安心ください！コンタクトレンズは、そう簡単には凍りません。今回は、その理由と、冬のコンタクトレンズケアについて詳しく解説します。

コンタクトレンズが凍らないワケ

コンタクトレンズが凍らないのは、主に「水分含有率」と「素材」が関係しています。

水分含有率と凍結点降下

コンタクトレンズは、水分を多く含んでいます。 例えば、一般的なハイドロゲル素材のレンズは、50％以上の水分を含んでいるものが多いです。 この水分は、純粋な水ではなく、様々な成分が溶け込んだ「溶液」の状態です。 そして、溶液に何か物質が溶けていると、その溶液の凍る温度（凝固点）は下がります。これを「凍結点降下」と言います。 コンタクトレンズの素材や、レンズに含まれる成分によって、凍結点降下効果が働き、−30℃という低温でも凍りにくいのです。

素材の種類も重要

コンタクトレンズの素材も凍結に影響します。 ハイドロゲル素材だけでなく、シリコーンハイドロゲル素材など、様々な素材があります。 それぞれの素材の特性によって、水分含有率や凍結点降下効果は異なります。 一般的に、シリコーンハイドロゲル素材は、酸素透過性が高く、水分含有率も高いものが多いので、凍結しにくい傾向があります。

凍結しない＝大丈夫ではない！

ただし、凍結しないからといって、極低温下でのコンタクトレンズの保管や使用はおすすめしません。 長時間、極低温にさらされると、レンズの素材にダメージが加わる可能性があります。 変形したり、強度が低下したりする可能性も考えられます。 また、レンズの水分が凍結しなくても、レンズ表面に付着した水分が凍る可能性はあります。

冬のコンタクトレンズケアのポイント

冬のコンタクトレンズケアは、通常のケアに加えて、以下の点に注意しましょう。

1. レンズケースの管理

レンズケースは、清潔に保つことが重要です。 特に冬場は、乾燥しやすいので、ケース内の水分が蒸発しやすくなります。 ケースを清潔に保つことで、雑菌の繁殖を防ぎ、レンズの汚れや劣化を防ぎます。 定期的にケースを交換することも忘れずに！

• ポイント：ケースを洗うときは、専用の洗浄液を使用しましょう。水道水は、ミネラル分などが含まれているため、レンズに付着してトラブルの原因となる可能性があります。

2. レンズの乾燥対策

乾燥した空気は、コンタクトレンズの水分を奪い、乾燥感を招きます。 室内を加湿したり、こまめに目薬をさしたりすることで、乾燥を防ぎましょう。

• 他のユーザーの工夫：加湿器を使用するだけでなく、濡れタオルを部屋に干すことで、手軽に加湿効果を得ている人もいます。

3. 外出時の注意

真冬にコンタクトレンズを外す際は、清潔なケースに保管し、すぐにレンズ液に浸しましょう。 落としてしまうと、汚れが付着したり、破損したりする可能性があります。 また、風が強い日は、レンズが飛んでしまう可能性があるので注意が必要です。

• 具体的なアドバイス：コンタクトレンズケースは、ポケットではなく、しっかりとしたバッグの中に入れて持ち運びましょう。万が一落としても、すぐに探しやすくなります。

4. 通販サイトの活用

当サイト「コンタクトレンズなび」では、様々な種類のコンタクトレンズやケア用品を比較できます。 冬の乾燥対策に適した高含水率レンズや、保湿成分配合のケア用品なども探してみてくださいね。 レビューも参考に、自分に合った製品を選んでみてください。 例えば、多くのユーザーが「乾燥しにくい！」と評価しているレンズを選ぶことで、冬の乾燥対策も万全になります。

通販サイトをうまく活用するコツ

通販サイトを利用する際は、価格だけでなく、販売店の信頼性や、返品・交換の制度なども確認しましょう。 また、初めて利用するサイトの場合は、少量の購入から始めるのもおすすめです。 そして、自分の目に合ったレンズを選ぶことが何よりも大切です。 当サイトの比較機能を活用して、自分にぴったりのレンズを見つけてください。