カラコンがずれる！ピエナージュは大丈夫なのにアーティラルがずれる理由とは？

カラコンがずれる、なんて経験、実は少なくないんです。快適なカラコンライフを送るには、ずれる原因をきちんと理解することが大切です。今回は、お持ちのピエナージュとアーティラルのカラコンを例に、ずれる原因と対策を詳しく解説していきます。

レンズの「フィット感」がずれる原因

まず、BC（ベースカーブ）とDIA（レンズ直径）が同じでも、レンズのずれる原因は様々です。ご指摘の通り、レンズの素材や製造方法の違いが大きな要因となります。

ピエナージュとアーティラル、どちらもBC8.60、DIA14.0と表記されているにも関わらず、指に乗せた時の形状が異なるということは、レンズの厚みや硬さ、そしてカーブの形状自体に微妙な違いがあることを示唆しています。

アーティラルのレンズが指の上で潰れてしまうということは、レンズが比較的柔らかく、目のカーブにしっかりとフィットしきれていない可能性が高いです。 瞬きの度にレンズが動いてしまうのは、このフィット感の不足が原因と考えられます。

逆に、ピエナージュがしっかりカーブを保っているということは、レンズの素材がしっかりしていて、目のカーブに密着しやすい形状をしていると言えるでしょう。

レンズの素材と製造方法の違い

カラコンは様々な素材と製造方法で作られています。同じBC、DIAでも、素材の含水率やレンズの厚み、製造工程の違いによって、最終的なレンズの形状や柔軟性に違いが生じます。 アーティラルのレンズが柔らかいのは、含水率が高かったり、より柔軟な素材を使用していたり、製造工程でレンズの形状が変化しやすい方法が用いられている可能性があります。

LOT番号は関係ある？

LOT（ロット）番号は、そのレンズが製造されたロット（製造番号のようなもの）を示すものです。 LOT番号自体は、レンズがずれる直接の原因とはなりません。 しかし、同じ製品でも製造ロットによって微妙な品質差が生じる可能性はあります。 もし、同じアーティラルのカラコンを別のロットで購入した場合、ずれない可能性もゼロではありません。 ただし、LOT番号が原因でずれると断定するのは難しいです。

具体的なアドバイス：カラコン選びと装着のコツ

では、どうすればカラコンのずれを防げるのでしょうか？ いくつか具体的なアドバイスをさせていただきます。

1. レンズの素材を確認する

通販サイトでは、レンズの素材や含水率などの詳細情報が記載されていることが多いです。「コンタクトレンズなび」のような比較サイトも活用して、自分に合った素材のレンズを選ぶことをお勧めします。 例えば、含水率が低いレンズは比較的硬く、ずれにくい傾向があります。

2. 指でレンズの形を整える

アーティラルのような柔らかいレンズを使用する際は、装着前にレンズを指で優しく整えて、元の形状に戻してから装着してみてください。 レンズが潰れたまま装着すると、ずれやすくなります。

3. 目に合ったBCのレンズを選ぶ

BCは、レンズのカーブを表す数値です。自分の目のカーブに合ったBCのレンズを選ぶことが、快適な装着感を得るために非常に重要です。 BCが合わないと、レンズがずれたり、目に負担がかかったりします。 眼科医に相談して、自分のBCを正確に測定してもらうことをお勧めします。

4. 装着液を見直す

装着液の種類によっては、レンズの滑りが良くなりすぎて、ずれやすくなる可能性があります。 いくつかの装着液を試して、自分に合ったものを見つけるのも良いでしょう。

5. 他のユーザーの工夫を参考に

「コンタクトレンズなび」には、多くのユーザーレビューが掲載されています。他のユーザーがどのような工夫をしているか、レビューを参考に見てみるのも良いでしょう。 例えば、レンズを装着する前に、目の表面を清潔にするための工夫や、装着後の調整方法など、様々な工夫が紹介されているかもしれません。

通販サイトをうまく活用するコツ

通販サイトを利用する際は、以下の点に注意しましょう。

* **詳細な商品情報を確認する**: BC、DIAだけでなく、素材、含水率、製造メーカーなど、詳細な情報を確認しましょう。
* **ユーザーレビューを読む**: 他のユーザーのレビューは、商品選びの大きな助けとなります。
* **信頼できるサイトを選ぶ**: 安全性の高いサイトを選び、個人情報の取り扱いにも注意しましょう。