お風呂上がりにコンタクトが取れない！その原因と対処法

お風呂上がり、シャワーの後などにコンタクトレンズが取れにくくなる…そんな経験、実は少なくありません。 「コンタクトレンズなび」では、多くのユーザー様から同様のご相談をいただいており、私も以前は同じような経験をしたことがあります。今回は、その原因と安全な取り外し方、そして再発防止策を詳しく解説していきます。

お風呂上がりにコンタクトが取れにくい原因

まず、なぜお風呂上がりにコンタクトレンズが取れにくくなるのか、その原因をみていきましょう。大きく分けて以下の３つの理由が考えられます。

• レンズの乾燥：お風呂の温かい蒸気によって、レンズが乾燥し、眼球に吸い付くように密着してしまうことがあります。特に、長時間のお風呂や、乾燥しやすいタイプのレンズを使用している場合に起こりやすいです。
• 角膜の水分変化：温かいお湯や蒸気によって、角膜の水分バランスが変化し、レンズとの摩擦が増加します。これにより、レンズが眼球に吸着しやすくなります。まるで、濡れたガラスに吸盤がくっつくようなイメージです。
• レンズの汚れ：お風呂の湯気やシャンプー、リンスなどの成分がレンズに付着し、レンズと眼球の間に摩擦を生じさせる可能性があります。汚れがレンズの吸着性を高めるケースも考えられます。

これらの要因が複合的に作用することで、普段は簡単に外せるコンタクトレンズが、お風呂上がりには取れにくくなるという現象が起こるのです。 経験上、長時間のお風呂やサウナの後には特に注意が必要です。

コンタクトレンズの安全な外し方

では、実際にレンズが取れなくなってしまった場合、どうすれば安全に取り外せるのでしょうか？焦らず、以下の手順で試してみてください。

1. まずは落ち着いて！

パニックになると余計にレンズが動いてしまい、眼球を傷つける可能性があります。深呼吸をして、落ち着いて対処しましょう。

2. 人工涙液を使用する

コンタクトレンズ専用の潤滑剤である人工涙液を点眼します。これにより、レンズと眼球の間の摩擦を軽減し、レンズが動きやすくなります。多くのドラッグストアで手軽に購入できます。 「コンタクトレンズなび」でも、おすすめの商品をいくつか紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

3. 指を濡らす

指先を清潔な水で濡らし、レンズの端を優しく持ち上げます。乾燥した指でこすると、レンズが破れたり、眼球を傷つけたりする可能性があります。 指先を濡らすことで、レンズが滑りやすくなり、スムーズに取り外せる可能性が高まります。

4. まぶたを優しく持ち上げる

上まぶたを持ち上げながら、レンズの端を優しくつまんで取り外します。無理に引っ張ったり、こすったりしないように注意しましょう。 どうしても取れない場合は、眼科医に相談することをお勧めします。

5. 眼科医への相談

上記の方法を試してもレンズが取れない場合、または眼に痛みや違和感がある場合は、すぐに眼科医を受診しましょう。無理に取ろうとして眼球を傷つけてしまうと、深刻な事態を招く可能性があります。これは本当に重要です。

再発防止策

お風呂に入る前にコンタクトレンズを外すのが一番ですが、どうしても外せない状況もあるかもしれません。そんな時は、以下の対策をしてみてください。

• 使い捨てコンタクトレンズの使用：使い捨てコンタクトレンズは、毎日交換するため、汚れが蓄積しにくいというメリットがあります。お風呂上がりに取れにくくなるリスクを軽減できます。
• レンズケースの清潔さ：レンズケースを清潔に保つことも重要です。毎日洗浄し、定期的に交換しましょう。清潔なレンズケースは、レンズの寿命を延ばし、快適な装着感につながります。
• 入浴時間の短縮：長風呂はレンズの乾燥を招くため、入浴時間を短縮する工夫も有効です。 シャワーを短時間で済ませる、湯船に浸かる時間を短くするなど、工夫次第で改善できるはずです。
• 保湿ケア：普段から目の乾燥対策を心がけましょう。人工涙液の常備や、加湿器の使用なども有効です。

他のユーザーさんの中には、入浴前にコンタクトレンズをはずす習慣を徹底したり、お風呂上がりにすぐ人工涙液を点眼するなど、独自の工夫をしている方もいらっしゃいます。 自分に合った方法を見つけることが大切です。

通販サイトをうまく活用するコツ

コンタクトレンズの購入は、通販サイトを利用する方が便利で経済的な場合も多いです。 「コンタクトレンズなび」では、様々な通販サイトを比較検討できるよう、情報を提供しています。 価格やサービス内容を比較し、自分に最適なサイトを見つけることが、賢くコンタクトレンズを選ぶための第一歩です。 安心して選べるポイントは、サイトの信頼性や、顧客サポート体制の充実度です。