コンタクトレンズユーザーの皆さん、こんにちは！「コンタクトレンズなび」です。今回は、酸素透過率が非常に高いと評判の「オアシス」のようなレンズについて、睡眠時装着の可否や、他のソフトレンズとの違いを詳しく解説していきます。結論から言うと、酸素透過率が高いレンズでも、装着したまま寝るのはおすすめしません！ なぜそうなのか、詳しく見ていきましょう。

酸素透過率ほぼ100％でも、なぜ寝てはいけないの？

「酸素透過率ほぼ100％」という数字に惹かれる気持ち、よく分かります！まるで目が自由に呼吸しているかのようなイメージですよね。でも、残念ながら、酸素透過率が高いからといって、睡眠時の装着が安全になるわけではありません。

その理由は、大きく分けて２つあります。

1. 角膜への負担

たとえ酸素透過率が高くても、レンズは常に角膜に密着しています。睡眠中は、まばたきの頻度が減り、涙液の循環も悪くなります。そのため、酸素供給が十分に行われず、角膜が酸欠状態に陥る可能性があるのです。これは、酸素透過率が低いレンズの場合に比べてリスクは低いものの、ゼロではありません。 長時間レンズを装着することで、角膜に細菌が繁殖しやすくなったり、炎症を起こしたりするリスクも高まります。

2. レンズのずれや損傷

睡眠中は、寝返りを打ったり、無意識に目をこすったりすることがあります。これらの動作によって、レンズがずれたり、破損したりする可能性があります。レンズがずれた状態では、角膜への酸素供給がさらに阻害され、異物感が強くなったり、眼の炎症を引き起こしたりするリスクが高まります。また、破損したレンズ片が目に傷をつける危険性も無視できません。

他のソフトレンズとの違いは、このリスクの「大きさ」です。酸素透過率が低いレンズでは、睡眠時の酸素不足リスクがより高くなります。オアシスのような高酸素透過率レンズは、そのリスクを軽減してくれる効果はありますが、完全に排除できるわけではありません。 あくまで「リスクを低減する」という点で、他のソフトレンズと差があると考えてください。

通販サイトでレンズを選ぶ際のポイント

「コンタクトレンズなび」では、様々なメーカーのコンタクトレンズを比較できますが、通販でレンズを選ぶ際には、以下の点を注意しましょう。

1. 酸素透過率だけではない！

酸素透過率は重要な指標ですが、レンズの素材、水分含有率、デザインなども考慮する必要があります。例えば、水分含有率が高いレンズは、乾燥しにくく快適な装着感を得られます。また、レンズのデザインによっては、目の動きに追従しやすく、ずれにくいものもあります。

2. 使用期限と交換頻度

使い捨てレンズは、使用期限を守ることが大切です。期限切れのレンズを使用すると、細菌繁殖のリスクが高まり、眼の健康を損なう可能性があります。また、交換頻度もレンズの種類によって異なりますので、必ず指示通りに交換しましょう。

3. 自分の目に合ったレンズを選ぶ

コンタクトレンズは、眼科医の処方箋に基づいて選びましょう。自己判断でレンズを選ぶと、目に合わないレンズを使用することになり、眼の健康を損なう可能性があります。通販サイトでは、処方箋の提出が必要な場合が多いので、必ず眼科医の診察を受けてから購入しましょう。

ユーザーさんの工夫例

以前、当サイトのアンケートで、「夜寝る前に、コンタクトを外すのが面倒で、ついそのまま寝てしまう…」という声がありました。そのユーザーさんは、寝る前にコンタクトを外すことを習慣づけるために、ベッドサイドにコンタクトケースと洗浄液を置いておく工夫をされていました。小さなことですが、このような工夫が、眼の健康を守ることに繋がります。

通販サイトをうまく活用するコツ

通販サイトを利用する際には、価格だけでなく、商品の信頼性や安全性、カスタマーサポートの充実度なども確認しましょう。口コミやレビューなども参考にすると、より安心してレンズを選ぶことができます。

安心して選べるポイント

信頼できる通販サイトを選ぶには、販売元の情報が明確であること、返品・交換の対応がしっかりしていること、個人情報の保護に配慮していることなどを確認しましょう。