コンタクトレンズが「目の裏側に入る」ってどういうこと？寝てしまったらどうなるの？

コンタクトレンズが「目の裏側に入った！」という友達の言葉、確かにドキッとしますよね。でも、ご安心ください。多くの場合、文字通り「目の裏側」にレンズが入り込んでいるわけではありません。

「目の裏側に入った」とは？ 実際はどんな状態？

友達が言っていた「目の裏側」というのは、正確には結膜の下や上まぶたの裏側にコンタクトレンズが入り込んだ状態を指していることが多いです。眼球の表面を覆っている粘膜である結膜は、比較的ゆるく、そこにコンタクトレンズが入り込んでしまうことがあるのです。

想像してみてください。眼球は、ツルツルした表面をしていますよね。そこに、少しだけ滑りやすいコンタクトレンズが、何らかの原因でずれてしまうと、結膜の下に潜り込んでしまう可能性があるのです。

具体的には、レンズを装着する際にうまく位置が定まらなかったり、目を強くこすったり、あるいはレンズが古くなって乾燥し、吸盤のようにくっついてしまうことで起こることがあります。

• レンズのズレ：装着時にレンズが少しずれて、結膜の下に入り込む。
• 目の摩擦：目をこすったり、触ったりすることで、レンズがずれる。
• 乾燥：レンズが乾燥し、眼球に吸着しやすくなる。
• レンズの劣化：古くなったレンズは形が崩れやすく、ずれやすい。

実際、私もコンタクトレンズ歴10年以上ですが、過去に一度、結膜の下にレンズが入り込んだ経験があります。最初は異物感と軽い痛みがあり、慌てましたが、落ち着いて目を閉じたり、まぶたを優しく動かしたりすることで、自然とレンズは元の位置に戻りました。

コンタクトレンズをつけたまま寝てはいけない理由

では、コンタクトレンズをつけたまま寝てはいけないのはなぜでしょうか？ これは、酸素不足と感染症リスクの増加が主な理由です。

酸素不足

コンタクトレンズは、角膜への酸素供給を妨げます。日中装着している間でも酸素不足は起こりますが、睡眠中はさらに深刻になります。長時間酸素不足の状態が続くと、角膜にダメージを与え、角膜低酸素症を引き起こす可能性があります。これは、視力低下や眼痛、最悪の場合、失明につながる可能性もある怖い症状です。

感染症リスク

睡眠中は、目の乾燥が進み、細菌やウイルスが繁殖しやすくなります。コンタクトレンズは、これらの細菌やウイルスが角膜に直接触れるのを防ぐバリアとしては不十分です。コンタクトレンズをつけたまま寝ると、角膜炎などの感染症にかかるリスクが大幅に高まります。

コンタクトレンズのトラブルを防ぐための具体的なアドバイス

「目の裏側に入った」というトラブルや、寝てしまったことによるトラブルを防ぐためには、以下の点に注意しましょう。

日々のケア

* レンズの洗浄・消毒を徹底する：毎日、きちんと洗浄・消毒を行い、清潔な状態を保つことが大切です。
* 適切な装着時間を守る：長時間装着しすぎると、酸素不足や乾燥を引き起こすため、指示された装着時間を守るようにしましょう。
* 定期的な眼科検診：眼科医に定期的に診てもらうことで、目の健康状態をチェックし、適切なアドバイスを受けることができます。
* 乾燥対策：目薬を使用したり、加湿器を使うなど、乾燥対策を心がけましょう。
* レンズの種類を見直す：高酸素透過性素材のレンズを選ぶなど、レンズの種類を見直すことも有効です。当サイトでは、様々なレンズを比較できますので、ぜひ活用してみてください。

コンタクトレンズ通販サイトの活用

当サイト「コンタクトレンズなび」では、様々なブランドや種類のコンタクトレンズを比較できます。自分に合ったレンズ選びをすることで、トラブルを予防する第一歩となります。ユーザーレビューも参考に、安心して購入できるサイトを選んでくださいね。

他のユーザーからは、「レンズケースを清潔に保つ」「レンズを指先でしっかり確認してから装着する」「装着時に違和感があればすぐに外す」といった工夫の声も聞かれます。

通販サイトをうまく活用するコツ

通販サイトを利用する際は、価格だけでなく、販売元の信頼性や返品・交換の対応なども確認することが重要です。また、ユーザーレビューを参考に、レンズの品質や使い心地を確認するのもおすすめです。

安心して選べるポイントは、しっかりとしたサイト運営、豊富な商品情報、分かりやすい比較機能などです。 これらの要素を比較検討し、自分に合ったサイトを選びましょう。